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『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』絶不評!「呪怨」のリブートはまるで心臓の負荷耐久テスト

原題のThe Grudge = 怨念 ≒ 呪怨 です。Jホラーの代表作『呪怨』(2003)の米国版リメイクが『THE JUON/呪怨』(2004)で、本作はさらにそのリブート版にあたります。本作は2004年版と同じくサム・ライミがプロデュースということで、近年は『ドント・ブリーズ』や『クロール -凶暴領域-』といった良作ホラーを製作しているライミだけに、期待して劇場に足を運びました。
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『ドクター・スリープ』聖地巡礼ツアー&コスプレ大会

二兎を追う者は一兎も得ず。そんなシンプルな教訓を学ぶには2時間30分はちと長すぎやしないか。そもそも期待はしていませんでしたが、やはりガッカリさせられた理由について書いていきます。
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『デーモン・インサイド』(2018) 【顔がコワイ】清楚系?サイコホラー

ぜんぜん知らない映画だったのですが、思わずジャケ買いしてしまいました。メインヴィジュアルが強烈だったので思わずポチっとしてしまったのです。しっかし、これが意外にも掘り出し物の良作だったんですよね~。観て良かったです!
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『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』昔はイケてなかった全ての人へ

米国では史上最もヒットしたホラー映画の記録を打ち立てた前作の続き。前作の方向性はそのままに、今回もまた「イケてない少年少女時代を過ごした人」にとっては刺さる内容になっていますね。
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『ローズマリーの赤ちゃん』(1968) 【永遠の謎】赤ちゃんはどんな顔をしている?

今回は本作の感想・考察ではなく、「謎」についての話です。この謎は長年に渡って僕の脳にこびり付いていまして、時々ふっと思い出しては「ありゃあ何だったんだろうな」と反芻するも答えが出ない話なんです。それはズバリ「ローズマリーの赤ちゃんはどんな顔?」です。
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『サスペリア』(2018) 酷評!なぜ難しく不親切なのか

分からないし、腑に落ちない映画でした。分からない理由は主に2つあります。①単に説明不足で、物語の細かい展開が理解できない。②教養が無いと、舞台背景や隠喩、作者の意図が理解できない。それらについて書いていきましょー。
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『ミッドサマー』(2019) 大傑作!心が満たされる失恋映画(かつ宗教映画)

心が満たされる「幸せ」なホラー映画でした。 先に言いましょう。僕の本作への評価は10点満点です。 ドギツイ残酷描写、性描写が含まれていますが、それに反して観ている間の僕はずっと「幸せ」でした。こんなに心が満たされる映画は久しぶり。『シン・ゴジラ』以来です。 ジャンルとしてはホラー映画に分類されますが、表現方法がホラーなだけで、複数の重要な裏テーマが存在します。それらの裏テーマに心が動くかどうかが評価のポイントな気がします。
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『ゲット・アウト』 感想・考察:【ヒロインが可愛い】人種差別の例え話ホラー

本作が高く評価されるのは何となく理解できますが、テーマが一義的なのが少し気になります。つまり、「人種差別を面白おかしく...
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『サードアイ2』感想:【過剰→減退】自らの持ち味を発揮できず。

前作はその過剰っぷりから、個人的には大いに楽しめたのですが、続編となる本作はダメですね。前作において良かった点が大幅に...
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『フロム・ビヨンド』 感想:【老人の魔性欲】死ぬまでセックス、死ぬほどセックス

『リトル・ミス・サンシャイン』でアラン・アーキンが演じたお爺ちゃんは「若いうちは女とヤリまくれ。悔いの無いようにな」と...
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『クロール ー凶暴領域ー』感想:【奇襲!】2019年の暫定ベストワンだった映画!

『ライオンキング』を差し置いて、嫁(カンボジア人)が「観たい!」と言ったのがこちらの映画。可愛いライオンよりも人喰いワ...
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『吐きだめの悪魔』感想:【人体溶解】浮浪者グチャドロ観察日記

中学生の頃、古本屋で1987年発行の「キネマ旬報」を買ったとき(表紙は『ブルー・ベルベット』だったかな?)、近日公開作...
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『へレディタリー/継承』感想・考察:【世襲制度】ホラー版お家騒動じゃ!

2019年の個人的ベスト1だった『ミッドサマー』のアリ・アスター監督による1本前の作品。ここでも彼個人のトラウマをホラ...
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『グリズリー』感想:【熊!】くまさん、大爆発!!(ネタバレあり)

思わず半笑いになってしまうポスターが印象的な映画。『ジョーズ』の亜流として有名ですが、このラストには唖然とさせられまし...
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『バスケット・ケース3』感想:【ヤケクソ】そして(兄は)父になる

前作があんな出来だったにも関わらず、出資者たちは満足したのか、懲りなかったのか。間髪入れず製作されたシリーズ第三弾!こ...
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『バスケット・ケース2』感想・考察:【別人?】気持ちを切り替えて観るべし

伝説的な前作から8年ぶりの続編。しかしながら、前作とは完全なる別物と割り切る必要があります。というのも、前作をパロディ...
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『バスケット・ケース』 感想・考察:【異形】満たされぬ性欲を阻害するものは

ご存知、80年代低予算ホラーの傑作です。僕が初めて見たのは中学生くらいの時だったと記憶していますが、その後も繰り返し観...
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『フランケンフッカー』感想:【かわええ】抱きたい非人間キャラ(人造娼婦)

女版フランケンシュタイン(の怪物)の話。 タイトルにあるHookerとは娼婦のこと。 つまり、人造娼婦なわ...
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『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』感想:【来日してもうた】娯楽映画のお手本

Z級映画ばかり作っているトロマ社の代表作と言えば何といっても『悪魔の毒々モンスター』ですが、本作はそれに続くシリーズ第...
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『ブレインダメージ』感想・考察:「美声な男根」が麻薬をくれる映画

珍品の扱いですが、僕は大好きですねぇ。 寄生ホラーでありつつ、ドラッグのメタファーになっているという構造が面白い...
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