ドラマ 『女王陛下のお気に入り』物足りない!ヨルゴス・ランティモスの雇われ仕事 シリーズ「ヨルゴス・ランティモス」も今回で一区切りです。18世紀のイングランドの宮廷を舞台とした女同士のドロドロバトルが繰り広げられる一本。しかし、本作は従来のランティモス映画とは決定的に異なる点があり、それが作品の仕上がりの大きな要因になっているように思えるのです。 2020.11.23 ドラマ
サスペンス 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』ランティモスの準・最終形態! 意地悪で謎めいた映画監督ヨルゴス・ランティモスが『籠の中の乙女』『ロブスター』と作品を重ねるごとにウニョウニョと変容してきて、遂にその最終形態を現した!本作はそんな感じの映画です。なぜ本作がランティモスの最終形態≒集大成かと言うと、今回も過去2作品と同じテーマが扱われており、完成度が高く、3作通して観ると決定打のようなダメ押し感があります。 2020.11.23 サスペンス
ドラマ 『ロブスター』【実体験あり】いい出会いきっとある、強制婚活合宿 独身者は45日以内にパートナーを見つけなければ動物に変えられてしまう、という不条理な物語です。いかにも『籠の中の乙女』のヨルゴス・ランティモスらしいブラックな風刺の効いた内容になっていますね。今回はこの「強制婚活合宿」の映画の考察と、僕自身の婚活体験を絡めて書いていきます。 2020.11.22 ドラマ
ドラマ 『籠の中の乙女』洗脳。子どもへの教育が人権侵害に変わるとき ギリシアの鬼才、ヨルゴス・ランティモスの名を世に知らしめた怪作です。噂に聞いていた通り、本当に変な映画なのですが、「作り手が何を表現し、伝えようとしているのか」を読み取ることが非常に重要です。逆に言うと、画面上に映る事象をそのまま受け止めるだけでは鑑賞する意味が無いということなんですね。 2020.11.22 ドラマ
ドラマ 『レクイエム・フォー・ドリーム』生き地獄!若く美しくありたい貴女へ贈る映画 ドラッグによって自らの身を滅ぼしていく人々を描いた作品なのですが、いちばん興味深いのは「女性は何歳になっても綺麗でありたいし、周りから褒められたい」という願望を描いている点です。言い換えると承認欲求ということなんですが、ダーレン・アロノフスキー監督はドSなので、そんな女性の心理をズタズタに引き裂くようなことを本作でやっちゃっています。 2020.11.21 ドラマ
サスペンス 『ヒドゥン・フェイス』元カノを抹消!綺麗な女子がえげつないことを・・・ 宇宙音さんからオススメ頂いた一本。 「綺麗な女子がえげつないことを、、みたいな映画がお好きなら」とのことで。 はぁ? …何ですと? それは僕の大好物っす! でもどうやらネタバレ厳禁なタイプの映画のようだったので、あらすじは読まず、予告編も観ずに鑑賞。 2020.11.19 サスペンス
特集 ヴァンダム映画の濡れ場ベスト3! ジャン=クロード・ヴァン・ダムの映画って、濡れ場が多くね?と思ったのは僕が中学生の頃。そう、あの頃の僕はヴァンダム映画の濡れ場について真剣に考えていたのだ。ヴァンダム映画の魅力は開脚アクションだけでなく、濡れ場もシッカリ設けるサービス精神にあるのでは?と。しかも、それぞれの濡れ場に異なった味わいがある。 2020.11.17 特集
サスペンス 『ディアボロス 悪魔の扉』アル・パチーノの顔面芸を例えるなら 公開当時はあまり評判にならなかった印象だったんですけど…これは面白いではありませんか〜。これ、ダンナ目線で描いた『ローズマリーの赤ちゃん』みたいな映画ですそれから、アル・パチーノの「大げさな顔面芸」は本作では遺憾なく発揮されている点もポイント高いです。 2020.11.15 サスペンス
サスペンス 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』ゲス不足!女同士のネチネチバトルが観たかったのになぁ・・・ 女性向け官能映画シリーズ第二弾です!前作が予想外に楽しい映画だったので、続編もかなりやってくれるのではと期待ムンムンで観ましたー。しかし、結論としては「ダメだこりゃ」です。 2020.11.13 サスペンス
サスペンス 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』にわかSM。本質は男女恋愛不一致 その年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞(最低脚本賞と最低スクリーンアサンブル賞も)していますが、そんなに酷い映画ではないと思う。むしろ、かなり面白かったですし、笑えました。3分の2くらいまでは・・・。 2020.11.12 サスペンス
ホラー 『ミッドサマー』(2019) 大傑作!心が満たされる失恋映画(かつ宗教映画) 心が満たされる「幸せ」なホラー映画でした。 先に言いましょう。僕の本作への評価は10点満点です。 ドギツイ残酷描写、性描写が含まれていますが、それに反して観ている間の僕はずっと「幸せ」でした。こんなに心が満たされる映画は久しぶり。『シン・ゴジラ』以来です。 ジャンルとしてはホラー映画に分類されますが、表現方法がホラーなだけで、複数の重要な裏テーマが存在します。それらの裏テーマに心が動くかどうかが評価のポイントな気がします。 2020.11.12 ホラー
ホラー 『フロム・ビヨンド』 感想:【老人の魔性欲】死ぬまでセックス、死ぬほどセックス 『リトル・ミス・サンシャイン』でアラン・アーキンが演じたお爺ちゃんは「若いうちは女とヤリまくれ。悔いの無いようにな」と... 2020.11.10 ホラー
ドラマ 『素顔のままで』感想:【脱いだ!】デミ様のおっぱい接待 90年代前半に全盛期を謳歌していたデミ・ムーアがストリッパーの役を演じ、ヌードを披露したことで知られる映画。同時に批評... 2020.11.08 ドラマ
ホラー 『吐きだめの悪魔』感想:【人体溶解】浮浪者グチャドロ観察日記 中学生の頃、古本屋で1987年発行の「キネマ旬報」を買ったとき(表紙は『ブルー・ベルベット』だったかな?)、近日公開作... 2020.11.08 ホラー
アクション 『コナン・ザ・グレート』感想:【絶倫】猛々しい英雄、色を好む 最近、当ブログには何かが足りない。。。 嫁(カンボジア人)に合わせて普通の恋愛映画なんかも観るようになったけど、... 2020.11.07 アクション
サスペンス 『ディスクロージャー』感想:【裏山】デミ様、いけませんわ! 当時、全盛期であったデミ・ムーアが悪女に扮し、男に逆セクハラをするということで話題になった一本。 デミ様「まぁ、... 2020.11.06 サスペンス
ドラマ 『娼年』感想・考察:【爆笑】アゲ♂アゲ♂自己啓発映画 映画館で観なくて本当に良かった…。きっと笑い転げるのを耐え、踊り出してしまわないように自制するのが大変だったと思う。と... 2020.11.05 ドラマ
ホラー 『バスケット・ケース2』感想・考察:【別人?】気持ちを切り替えて観るべし 伝説的な前作から8年ぶりの続編。しかしながら、前作とは完全なる別物と割り切る必要があります。というのも、前作をパロディ... 2020.11.04 ホラー
ホラー 『バスケット・ケース』 感想・考察:【異形】満たされぬ性欲を阻害するものは ご存知、80年代低予算ホラーの傑作です。僕が初めて見たのは中学生くらいの時だったと記憶していますが、その後も繰り返し観... 2020.11.04 ホラー
アクション 『タイムボンバー』感想:【濡れ場あり】美女との逃避行は男の夢である 単純明快。上映時間96分。濡れ場あり。で、そこそこ面白い。休みの日に昼間っからビールでも飲みながらダラダラ観るのにちょ... 2020.11.03 アクション