6点

ドラマ

『ロブスター』【実体験あり】いい出会いきっとある、強制婚活合宿

独身者は45日以内にパートナーを見つけなければ動物に変えられてしまう、という不条理な物語です。いかにも『籠の中の乙女』のヨルゴス・ランティモスらしいブラックな風刺の効いた内容になっていますね。今回はこの「強制婚活合宿」の映画の考察と、僕自身の婚活体験を絡めて書いていきます。
アクション

『デス・レース』無骨!ピリッとB級安心保証

『ロッキー』前のシルヴェスター・スタローンが脇役として出演していたことでも知られるカルトB級映画『デス・レース2000年』(1975)のリメイク作です。どこか牧歌的であったオリジナルとは似ても似つかぬハードで無骨な世界観が特徴ですね。
アクション

『イップ・マン 完結』露骨にも!米中貿易戦争・恨み節

ブルース・リーの師匠でもある実在の武術家、葉問(イップ・マン)をモデルにしたシリーズ第4弾にして完結編。で、史実とは異なるのかもしれませんが、イップ師匠がまさかの渡米!というのが今回。これにはトランプ政権以降の米中関係の影響が見られる作風になっていると思うので、その辺の話を。
アクション

『チャーリーズ・エンジェル』(2019) これもアリ!縮小営業にて再開

チャリエンのシリーズ最新作は…まさかの全米がガン無視!興行的には不入りだそーです。 ですが、僕はそれなりに楽しめました。 「楽しくて、可愛ければ、それでオッケー」という最低基準はクリアしているし、シリーズの必須要素である「変装と称したコスプレ」もちゃんとあります。
ドラマ

『ブラック・クランズマン』説明過多だ!ラスト5分が蛇足である理由

面白かったし、好きな部類の映画だったんですが、ラスト5分がスッゲェ蛇足で、全体の良さを損ねてしまったと感じました。そのお話をば。
サスペンス

『ディアボロス 悪魔の扉』アル・パチーノの顔面芸を例えるなら

公開当時はあまり評判にならなかった印象だったんですけど…これは面白いではありませんか〜。これ、ダンナ目線で描いた『ローズマリーの赤ちゃん』みたいな映画ですそれから、アル・パチーノの「大げさな顔面芸」は本作では遺憾なく発揮されている点もポイント高いです。
ドラマ

『運び屋』閉店セール商法?イーストウッドの終活ビジネス

なぜイーストウッドの映画ってそんな毎回毎回、日本の評論家先生たちに褒められるんでしょうね?たぶん『ミスティック・リバー』あたりからずっとそうじゃないですか?撮る映画はすべて大絶賛。個人的には過大評価されている気がしますが。さて、『グラン・トリノ』以来、久々に主演を務めた本作には一体どんな制作意図があったのかと邪推してみるのが今回の記事です。
サスペンス

『パラサイト 半地下の家族』ド底辺サバイバル!富裕層は貧困層の心を知らず

僕が紹介するまでもなく、『殺人の追憶』『母なる証明』で知られる鬼才ポン・ジュノ監督の最新作であり、<strong>韓国映画として初めてカンヌ映画祭でパルム・ドールを、アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した作品ジュノ監督は「本作の中盤以降の展開は絶対にネタバレしないように」と発言されているので、以下はネタバレなしの感想ですー。(監督の言葉通り、たしかに中盤ではエエーッ!と驚く展開がありましたしね。)
ホラー

『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』昔はイケてなかった全ての人へ

米国では史上最もヒットしたホラー映画の記録を打ち立てた前作の続き。前作の方向性はそのままに、今回もまた「イケてない少年少女時代を過ごした人」にとっては刺さる内容になっていますね。
ドラマ

『ヒトラーの忘れもの』非人道的!地雷と少年兵

地雷の撤去を捕虜となった少年たちにやらせよう、とは鬼畜の所業です。しかし、これもまた敗戦国の現実。ナチスドイツが埋めた地雷はドイツの少年兵に処理させる、というものなのです。戦争の一番の犠牲者はいつも純真無垢な子どもたちなのですね。
サスペンス

『パーフェクション』感想:【ネタバレ厳禁】この映画のジャンルは何?

ネットフリックスでしか観られませんが、これはなかなか面白かったですー。でも、感想を書くのが難しい映画です。話が二転三転...
ホラー

『ゲット・アウト』 感想・考察:【ヒロインが可愛い】人種差別の例え話ホラー

本作が高く評価されるのは何となく理解できますが、テーマが一義的なのが少し気になります。つまり、「人種差別を面白おかしく...
ホラー

『吐きだめの悪魔』感想:【人体溶解】浮浪者グチャドロ観察日記

中学生の頃、古本屋で1987年発行の「キネマ旬報」を買ったとき(表紙は『ブルー・ベルベット』だったかな?)、近日公開作...
ドラマ

『ゴースト/ニューヨークの幻』 感想:【下ネタ】優等生なのに確チン犯

良いお知らせを。今回の記事は下ネタです!嫁と一緒に安心して観られそうな映画シリーズとして鑑賞。さすが名作とあって、なか...
サスペンス

『ディスクロージャー』感想:【裏山】デミ様、いけませんわ!

当時、全盛期であったデミ・ムーアが悪女に扮し、男に逆セクハラをするということで話題になった一本。 デミ様「まぁ、...
アクション

『タイムボンバー』感想:【濡れ場あり】美女との逃避行は男の夢である

単純明快。上映時間96分。濡れ場あり。で、そこそこ面白い。休みの日に昼間っからビールでも飲みながらダラダラ観るのにちょ...
ドラマ

『ダンボ』(2019) 感想・考察: 実はディズニー社を批判した映画じゃね?

『ビッグ・フィッシュ』(2003)で良くも悪くも大人になってしまったティム・バートンの最新作です。 結論から言う...
サスペンス

『2重螺旋の恋人』感想・考察:脱げども脱げどもエロくはないが、映画としては挑発的

優しい男と、粗野な男の間で揺れ動く女。ってパターンはなぜこうも多いのでしょうね?しかもその2人のオトコが瓜二つの顔だっ...
SF

『スカイライン-奪還-』感想:癒しの国「ラオス」で血みどろ合戦

前作は個人的に大傑作だったけど、続編である本作の出来はあまり良くないっす。 でも、好きです。評価したい映画です。...
SF

『バンブルビー』感想:映画のキャッチコピー「守ってあげたい」がやたら多い説

『トランスフォーマー』シリーズの黄色いロボット、バンブルビーをメインにしたスピンオフ作品。 火薬たっぷりのマイケ...
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