ジャン=ジャック・アノー

サスペンス

『薔薇の名前』(1986) 魔窟で残飯をあさる美少女に童貞を捧げる

日本の山に例えると富士山や高尾山のように登山者にポピュラーな山のような映画です。登山者の多い山には難易度の異なる複数の登山ルートがあります。初心者向けの傾斜が緩やかで人通りの多いルートもあれば、ストイックな登山者向けの険しいルートもあり、同一の山であってもどのルートを選択するかによって、その山に対する印象もかなり違ってきます。大ベストセラーを原作に持ち、中世イタリアの修道院を舞台にした連続殺人ミステリである本作にもまた、<strong>観客がどのレベルでも楽しめるよう、複数の「登山ルート」が用意されているように思えます。
ドラマ

『子熊物語』 感想:【熊!】ナメてはいかん。自然と人間の共生を描く傑作だ

これは驚くべき映画です。熊がまるで人間のように演技をしてます! 邦題からしてお子様向けかと思いきや、ぬるさの無い...
ドラマ

『愛人 ラマン』感想:文学性と下世話の綱渡り。男のマリッジブルーですかいな?

エロいことで有名な映画ですが、直接的なエロ描写のほかにも何気ない会話や仕草が何とも官能的です。そこはやはり演出の妙です...
アクション

『スターリングラード』(2001) 感想:戦場でのセックスは尊い

ちょっと!予想外に面白すぎ!舞台は第二次世界大戦。257人のドイツ兵を射殺したソ連のスナイパーという実在の「英雄」が主...
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