田舎鬱

ドラマ

『偽りなき者』大炎上、村八分、集団リンチの刑(幸福度ランキング2位の国)

「ルーカスのアソコは太くてピンと上を向いているの」と幼女が戦慄の告白(虚言)。幼稚園職員のルーカス(バツイチ42歳)は無実ながらも幼稚園児虐待の疑いをかけられ、孤立を深めていくというデンマーク映画ですね。個人的にはこういう「血祭り」が起こる背景をもっと知りたいなと思うのですが、その辺の話をば。
ホラー

『マローボーン家の掟』【睡眠導入】陰鬱りらくぜいしょん

けっこう評判が良かったので観てみましたが、これは僕には合いませんでしたねぇ。ダークな画面づくりだったり、陰鬱な雰囲気づくりは嫌いではないのですが、その雰囲気づくりがちょっと、過ぎるというか・・・。
ホラー

『ぼくのエリ 200歳の少女』【北欧ですなぁ】静謐と余白と残酷性

北欧ですなぁ。東南アジアに住む僕がそんなこと言ってもまるで説得力がありませんが、一般的にイメージされる「北欧っぽさ」が存分に出ていて、思わず「北欧ですなぁ」と口走ってしまう映画ですね。僕が本作に感じた「北欧っぽさ」は静謐、余白、残酷性ですね。
ホラー

『大アマゾンの半魚人』【悲恋】田舎の王様、都会の美女に恋をする

田舎の王様が都会の美女に恋する悲劇です。この映画は古典的なモンスター映画なので、「怪物と遭遇する恐怖を人間たちの視点で描く」という型通りの作品ですね。でも、ちょっと切り替えて【半魚人の視点】で物語を読んだほうが面白いかもしれません。
ドラマ

『シティ・オブ・ゴッド』【大傑作】21歳の僕をブラジルへ旅立たせ、人生を変えてしまった映画

1本の映画がその人の人生を変えてしまうということは十分に起こりうることですが、僕にとって本作はまさにそんな作品でした。当時の僕は21歳。東京で壁にぶち当たり、進むべき方向が見えず、燻っていました。そんな中、六本木ヒルズの映画館で本作を観て、すぐ1か月後にはブラジルに旅立ちましたね。
ドラマ

『カノン』(1998) 【下流中年】の家族殺しと近親相姦

『カルネ』の続編にあたるギャスパー・ノエ監督作品です。前作はどこか宙ぶらりんな状態で終わったような感があり、今ひとつテーマが明確に見えてこなかったのですが、続編にあたる本作を観てかなりスッキリしました。「こういうのが描きたかったのね」と。
ホラー

『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』昔はイケてなかった全ての人へ

米国では史上最もヒットしたホラー映画の記録を打ち立てた前作の続き。前作の方向性はそのままに、今回もまた「イケてない少年少女時代を過ごした人」にとっては刺さる内容になっていますね。
SF

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サスペンス

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