『スターリングラード』(2001) 感想:戦場でのセックスは尊い

映画『スターリングラード』の一場面 アクション
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ちょっと!予想外に面白すぎ!
舞台は第二次世界大戦。257人のドイツ兵を射殺したソ連のスナイパーという実在の「英雄」が主人公。これはエンタメ戦争映画の傑作ではないでしょーか。

タイレンジャー
タイレンジャー

えっ!?その状況で?という濡れ場も強烈な印象を残します。

作品概要

原題:Enemy at the Gates
2001年/アメリカ・ドイツ・イギリス・アイルランド/132分
監督:ジャン=ジャック・アノー
原作:ウィリアム・クレイグ
脚本:ジャン=ジャック・アノー/アラン・ゴダール
撮影:ロベール・フレス
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ジュード・ロウ/ジョゼフ・ファインズ/レイチェル・ワイズ/ボブ・ホスキンス/エド・ハリス/ロン・パールマン ほか

1942年9月。1カ月にわたり、ナチス・ドイツの猛攻にさらされてきたスターリングラードに、新兵として赴任してきたバシリ・ザイツェフ。彼はウラルの羊飼いの家に育ち、祖父に射撃を仕込まれた天才スナイパーだった。やがて彼の射撃の腕はソビエト軍の志気を高めるために利用され、バシリは英雄へとまつりあげられていった。

(映画.comより)

予告編

Enemy at the Gates (2001) – Official Trailer

感想・考察(ネタバレなし)

雑になる最後を除けば、ほぼ完ぺきな戦争エンタメ

序盤はスターリングラードの攻防の状況をシッカリ描いて本格戦争映画らしい幕開けを見せたかと思うと、その後は西部劇のような決闘モノになって、男女の三角関係まで絡んでくるという、構成がエンタメ度が高くてグイグイ引き込まれる。 

容赦ない残虐描写といい、お金をかけたセット撮影といい、テンポの良い話運びと飽きさせない演出も見事。エンタメ戦争映画の傑作と言えるんじゃないかと。

 ただし、それは終盤までの話。最後だけ急に雑になるんですわ、この映画。それまで積み重ねてきた頭脳戦は一体何だったのかというレベルでの凡ミスでカタがついてしまう。勿体無い! 

まあ、スポーツの世界においても高度なレベルで拮抗した試合の場合、ミスをしたほうが負けるというのはよくあることなので、本作もそういう理屈なのかもしれません。

 あと、地獄のような戦場での濡れ場は…救いですよね。歴史上、最も多くの死者を出した市街戦であるスターリングラード攻防において、この濡れ場は尊い。 

 もちろん、セックスできずに死んでいった兵士が圧倒的多数なので、「セックスしてんじゃねぇよ!」という野次が入りそうではある。 

でも、僕はこのシーンそのものが反戦のメッセージだと受け取った。村上龍さんが書いたことだけど、「最高のセックスをした後は、人を殺そうなんて気分にならない。戦争をしたがる奴はいいセックスをしていないのだ」ということなんだと思う。  

ゲス目線で言うと、レイチェル・ワイズのような高貴な女性が、タコ部屋でイチモツをしごいてくれるなんて、どれだけ多くの兵士が夢想したことか…。

(画像は映画.comより引用)

僕の評価

8点/10点

タイレンジャー
タイレンジャー

狙撃手同士の手に汗にぎる一騎打ちは盛り上がります!

どうでも雑感

・エド・ハリスはドイツの軍服がやたら似合っている。 よく見るとドイツの軍服ってデザイン性が高くてキメキメの勝負服だなーと。

・ 後のソ連の首相になるフルシチョフを演じたのがボブ・ホスキンス。 似てる!と思ったけど、写真を見比べると、そうでもないか…。

鑑賞方法

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