6点

アクション

『THE BATMAN ザ・バットマン』重厚で鈍重。地味渋。

作品概要 クリストファー・ノーランが手がけた「ダークナイト」トリロジーなどで知られる人気キャラクターのバットマン...
アクション

『レッド・オクトーバーを追え!』艦長ご乱心の理由が弱いっ!

作品概要 米国への亡命を決意した艦長が率いるソ連の原子力潜水艦をめぐる人々の思惑を描くポリティカル・アクション。...
アクション

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』同窓会商法の極み

作品概要 「スパイダーマン ホームカミング」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続く、マーベル・シネマテ...
ドラマ

『偽りなき者』大炎上、村八分、集団リンチの刑(幸福度ランキング2位の国)

「ルーカスのアソコは太くてピンと上を向いているの」と幼女が戦慄の告白(虚言)。幼稚園職員のルーカス(バツイチ42歳)は無実ながらも幼稚園児虐待の疑いをかけられ、孤立を深めていくというデンマーク映画ですね。個人的にはこういう「血祭り」が起こる背景をもっと知りたいなと思うのですが、その辺の話をば。
ドラマ

『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』【神父様は小児性愛者】幼少期のトラウマと共に生きる人へ

20年間で80人もの少年に性的虐待をしていたことでフランスを震撼させた「プレナ神父事件」の映画化作品。週刊誌的なネタを得意とするフランソワ・オゾン監督が珍しく実直モードで撮った本作は、幼少期に何らかの心の傷を抱えてしまったすべての大人にとっては他人事でない映画となりました。
ホラー

『透明人間』(2020) 【束縛系】なぜネチっこい男に限って透明になりたがるのか

古典的ホラー映画を現代的にアップデートし、成功を収めた映画ですね。しかし、本作において透明人間が登場することはさほど重要ではなく、束縛系カレシによるDVの恐怖こそがその本質です。
ホラー

『ドールズ』(1987) 【童話ホラー】悪い奴らは殺(や)られてしまえ!

監督が『ZOMBIO/死霊のしたたり』『フロム・ビヨンド』のスチュアート・ゴードンとのことで、期待に胸を膨らませての鑑賞。西洋人形たちが集団で人間たちをぶっ殺していくというホラーですね。
ホラー

『バタリアン』【駄菓子ホラー】いい意味で小学生向けゾンビ映画

不勉強なもので、いまだに観ていなかった映画です。ゲオのホラーコーナーにはだいたい置いてあったので、観るチャンスはいくらでもあったのですが、これまで観てこなかったのは幼少期のトラウマが原因ですかねぇ。
サスペンス

『クーデター』感想【外国人狩り】この題材でアトラクション映画?

馴染みのない外国へやって来た翌日にその国でクーデターが勃発!突如として無法地帯と化し「外国人狩り」が始まる、という話です。2000年以降に量産されている「走るゾンビ集団」の類と似通った部分もあり、ゾンビを東南アジア人に置き換えた映画のようにも見えます。
サスペンス

『ファニーゲーム U.S.A.』理不尽!視聴者参加型の一家暴行事件

こいつぁ厄介な映画ですね。本作で描かれる一家暴行事件が【視聴者(観客)参加型】だからです。ありふれた言葉で言えば「胸糞」ですが、本作においては作り手の意図を読まないことには意味をなしません。ミヒャエル・ハネケが意図したものは何なのでしょーか?
SF

『リバイアサン』感想・考察:【画像あり】海底の採掘場にお色気美女がいた!

そもそも『エイリアン』(1979)の企画は「宇宙のジョーズ」というコンセプトから始まったらしいです。で、後発である本作はと言うと、「深海のエイリアン」になるわけです。それはさておき、むさ苦しい環境の深海に場違いな美人がいたので、すごく目を引いたことについても。
ホラー

『大アマゾンの半魚人』【悲恋】田舎の王様、都会の美女に恋をする

田舎の王様が都会の美女に恋する悲劇です。この映画は古典的なモンスター映画なので、「怪物と遭遇する恐怖を人間たちの視点で描く」という型通りの作品ですね。でも、ちょっと切り替えて【半魚人の視点】で物語を読んだほうが面白いかもしれません。
ホラー

『ジェイコブス・ラダー』(1990) 【アウトサイダーアート】悪夢的イメージの元ネタ集

これはエイドリアン・ライン監督のキャリアの中では異色作ですよねぇ。『フラッシュダンス』『ナインハーフ』『危険な情事』など大衆受けするヒット作を連発した後に作られたのが、地味〜で気味の悪〜い本作ですから。
ホラー

『ザ・カー』【合わせ技】オカルト映画×モンスター映画=悪魔の車

ブーッブブブーッ!嗚呼、耳に残る独特のクラクション音。無人の車が無差別に人々を襲うという作品です。似たような映画でジョン・カーペンターの『クリスティーン』もありましたが、本作の方が先です。で、これがオカルト映画とモンスター映画のミックスという、いかにも70年代的な題材なんですね。
ドラマ

『カルネ』【鬼才】ギャスパー・ノエの不気味な狼煙

近親相関を匂わせるような内容に目が行きがちですが、実際にはギャスパー・ノエの独特かつ類稀なる演出センスを存分に味わうことができる映画です。作家性の強いクリエイターの作品はデビュー作から順番に鑑賞していくのを個人的にはオススメしているので、ギャスパー・ノエ特集は本作からのスタートです。
ホラー

『ソサエティー』(1989) 【特殊効果】スクリーミング・マッド・ジョージは日本人だった!

何ともエログロな乱交シーンがあるので、お好きな方は必見です!しっかし、何よりも驚いたのは特殊効果マンであるスクリーミング・マッド・ジョージが日本人であったという事実ですね!
サスペンス

『ジェラルドのゲーム』【バイアグラ】旦那が腹上死!残された奥さんは…

本作を観ればなぜマイク・フラナガンが『ドクター・スリープ』の監督を任されたかが分かりますね。マイク・フラナガンの作家性や特徴、スティーヴン・キングとの相性を踏まえてネタバレなし感想・考察を。
ドラマ

『野性の呼び声』疑似SW!ハン・ソロとチューバッカのアラスカ冒険紀行

米国では非常に有名な小説が原作であり、何度目かの映画化にあたりますが、ハリソン・フォードが主演で大型犬とコンビを組むというのが何とも確信犯的だな~と思いました。もちろん、犬好きな人の涙腺を刺激するようなポイントがいくつもあるのですが、スター・ウォーズ好きにもオススメしたい一本です。
ドラマ

『女王陛下のお気に入り』物足りない!ヨルゴス・ランティモスの雇われ仕事

シリーズ「ヨルゴス・ランティモス」も今回で一区切りです。18世紀のイングランドの宮廷を舞台とした女同士のドロドロバトルが繰り広げられる一本。しかし、本作は従来のランティモス映画とは決定的に異なる点があり、それが作品の仕上がりの大きな要因になっているように思えるのです。
アクション

『デンジャー・クロース 極限着弾』美談にあらず!好感の持てる殺伐戦争映画

ベトナム戦争にオーストラリア軍やニュージーランド軍が参戦していたという事実は知りませんでしたねぇ。そんなオーストラリア軍が経験した最も激しい戦闘「ロンタンの戦い」の映画化が本作です!なかなか良かったですよ。殺伐としているところが。
スポンサーリンク