カネ

ドラマ

『ザ・ファイブ・ブラッズ』【暑苦爺】こんなベトナム旅行はイヤだ

『ブラック・クランズマン』でカムバックを遂げたスパイク・リー監督の最新作にして、ベトナム戦争を題材とした「黒人のための映画」です。いやぁ、それにしてもスパイク・リーの映画は相変わらず暑苦しいなぁ、という・・・。
ホラー

『透明人間』(2020) 【束縛系】なぜネチっこい男に限って透明になりたがるのか

古典的ホラー映画を現代的にアップデートし、成功を収めた映画ですね。しかし、本作において透明人間が登場することはさほど重要ではなく、束縛系カレシによるDVの恐怖こそがその本質です。
サスペンス

『愛は、365の日々で』【エロエロ】カネにモノを言わせた”完全なる飼育”

ポーランド版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』とも言われるエロエロサスペンス映画がNetflixにて配信中です。本作を別の例え方をするならば、”拉致監禁版『プリティ・ウーマン』”であり、”金持ち版『完全なる飼育』”とも言える内容なんですなぁ。
サスペンス

『フィフティ・シェイズ・フリード』全編が蛇足!エピローグが105分も続く映画

無事にゴールインを果たし、幸せな新婚生活を送るアナとクリスチャン。カネにモノを言わせて豪遊。ヤリたい盛りの2人。…妊娠。…そして、忘れた頃に少しサスペンス。大富豪イケメンとの「にわかSM」シリーズもいよいよ第三弾にして完結編です。
ドラマ

『ベラのワンダフル・ホーム』無難に稼げる映画はイヌ映画だ!

たいしょうねんれい 6さいいじょう。ファミリー向けと言うか、完全にお子様向けのワンちゃん映画です。僕は結婚してからは嫁(カンボジア人)が観たい映画に合わせることも増えてきたので、以前とは違ってこういう類いの映画も観るようになりました。もともと動物映画は好きなんですけどね。子供が産まれたら更にこの流れに拍車がかかることでしょう。
ドラマ

『星の王子 ニューヨークへ行く』ええ声!最大の注目はあの美声俳優

懐かしいですね〜。僕は小学5年生の時にゴールデン洋画劇場で観たのを覚えています。(『ターミネーター2』の翌週の放送が本作だった)エディ・マーフィー主演、ジョン・ランディス監督の『大逆転』コンビによる本作は、当時エディ史上最大級のヒット作となりました。
ドラマ

『レクイエム・フォー・ドリーム』生き地獄!若く美しくありたい貴女へ贈る映画

ドラッグによって自らの身を滅ぼしていく人々を描いた作品なのですが、いちばん興味深いのは「女性は何歳になっても綺麗でありたいし、周りから褒められたい」という願望を描いている点です。言い換えると承認欲求ということなんですが、ダーレン・アロノフスキー監督はドSなので、そんな女性の心理をズタズタに引き裂くようなことを本作でやっちゃっています。
サスペンス

『ディアボロス 悪魔の扉』アル・パチーノの顔面芸を例えるなら

公開当時はあまり評判にならなかった印象だったんですけど…これは面白いではありませんか〜。これ、ダンナ目線で描いた『ローズマリーの赤ちゃん』みたいな映画ですそれから、アル・パチーノの「大げさな顔面芸」は本作では遺憾なく発揮されている点もポイント高いです。
ドラマ

『運び屋』閉店セール商法?イーストウッドの終活ビジネス

なぜイーストウッドの映画ってそんな毎回毎回、日本の評論家先生たちに褒められるんでしょうね?たぶん『ミスティック・リバー』あたりからずっとそうじゃないですか?撮る映画はすべて大絶賛。個人的には過大評価されている気がしますが。さて、『グラン・トリノ』以来、久々に主演を務めた本作には一体どんな制作意図があったのかと邪推してみるのが今回の記事です。
サスペンス

『パラサイト 半地下の家族』ド底辺サバイバル!富裕層は貧困層の心を知らず

僕が紹介するまでもなく、『殺人の追憶』『母なる証明』で知られる鬼才ポン・ジュノ監督の最新作であり、<strong>韓国映画として初めてカンヌ映画祭でパルム・ドールを、アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した作品ジュノ監督は「本作の中盤以降の展開は絶対にネタバレしないように」と発言されているので、以下はネタバレなしの感想ですー。(監督の言葉通り、たしかに中盤ではエエーッ!と驚く展開がありましたしね。)
ドラマ

『クレイジー・リッチ!』酷評!結局、カネかよ…(いろんな意味で)

ハリウッドでアジア系のスタッフ、キャストによる映画が製作されて米国でヒット(3週連続1位!)したということは画期的。これはポリティカルコレクトネスという風潮に上手く乗っかった偽善的ヒットか?と邪推したくなるほどつまらない。
サスペンス

『フィフティ・シェイズ・ダーカー』ゲス不足!女同士のネチネチバトルが観たかったのになぁ・・・

女性向け官能映画シリーズ第二弾です!前作が予想外に楽しい映画だったので、続編もかなりやってくれるのではと期待ムンムンで観ましたー。しかし、結論としては「ダメだこりゃ」です。
サスペンス

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』にわかSM。本質は男女恋愛不一致

その年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞(最低脚本賞と最低スクリーンアサンブル賞も)していますが、そんなに酷い映画ではないと思う。むしろ、かなり面白かったですし、笑えました。3分の2くらいまでは・・・。
ドラマ

『ウォール街』感想:【カネ儲け】映画を観た人が投資を始めたくなるワケ

「金儲けは悪いことですか?」- 村上世彰本作を観ながら、そんな平成の名言(迷言)が頭をよぎった。誰もが興味あるくせに、...
サスペンス

『恐怖の報酬 オリジナル完全版』感想: プンプン臭う、魔境映画

これは掛け値なしに素晴らしい映画です!!オリジナル完全版で観ることができたことに価値があります。いまも強烈に脳に焼き付...
ドラマ

『ダンボ』(2019) 感想・考察: 実はディズニー社を批判した映画じゃね?

『ビッグ・フィッシュ』(2003)で良くも悪くも大人になってしまったティム・バートンの最新作です。 結論から言う...
ドラマ

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』感想:マクドナルドで振り返ろう、ザ・20世紀の価値観!

20世紀と比べるとモノの価値観は大きく変わりつつあるのを感じますが、改めて20世紀の象徴のひとつであるマクドナルドにつ...
ドラマ

『幸福の条件』(1993) 感想・考察:【怪作】お下劣なレディースコミック

「君の奥さんと一夜を共にしたいな。100万ドル払うよ」なにこれ~?超ゲスいんですけど~(嬉) ハリウッドの超一流...
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