ミャンマー旅行記③ 死火山の石窟寺院、ポーウィン山

雑談
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※本記事は2018年3月に他ブログに掲載した記事を再編し投稿したものです。

ガパリからヤンゴン経由でマンダレーへ。マンダレー空港から街の中心まではバスで1時間もかかったので、到着時はもう真っ暗。 そして、翌日は更にモンユワへ移動。

ミャンマーは信じられないくらい見どころが多いので、どうしても移動は多くなってしまう。 06:00 マンダレーのバスターミナル発、ローカルバスでモンユワへ。09:40 モンユワ着。ホテルチェックイン後、バイクタクシーでポーウィン山へ。 

この山は死火山で、数多くの仏像が彫られた寺院になっている。ガイドブックには洞窟寺院と書かれているけど、石窟寺院のほうが合っている気がする。 死火山の石窟寺院なんて…惹かれますなぁ。 

モンユワから1時間ほどでポーウィン山に到着。英語での案内板は一切無いので、なんとなーく経路を予測して見学。 岩肌剥き出しの所に穴がポツポツ空いてますなー、と思ったら 

中には仏像。

また仏像。

仏像仏像。

また仏像。

 されど仏像。

おびただしい数の仏像に、お腹いっぱいになること間違いなし。 仏像は新旧さまざまで、最も古いものは13〜14世紀のインワ王朝時代のものだという。 壁画は新しく、17〜18世紀のもの。 

仏像ばかりでなく、極彩色の壁画がアクセントになっていて見応えがある。 所狭しと、仏像が並べられている場所も。 

うーむ、奥の方は息苦しそう。
入り口よりも大きな仏像が多いので、どうやって中に入れたかと考えたのだけど、中に持ち込んだのではなく、岩場をそのまま仏像の形に彫り込んでいったのだそう。す、すげぇ! 写真だけで見ると規模が小さそうに見えるんだけど、しつこいくらいに仏像は多い。仏像が好きな僕でさえ「もうええわ!」とギブアップするほど。 一体、何体の仏像が納められているか、正確な数字はでていないらしいが、ひたすら仏像を掘り続けた人々の熱意には大変恐れ入る。 

↑地元の小学生をつかまえてモデルをしてもらった。 

でも、ミャンマーではこういう場所は珍しくありません。ミャンマーほど仏像文化が深く、多様な国は他に無いのではないか、とすら思う。 ポーウィン山はミャンマーの中でも決してメジャーな観光地ではないけど、仏像が好きだったり、ミステリアスなものが好きな方は時間を作って見に行ってください。  

さて、モンユワの街を散策していたら、 映画館を発見!

なかなか立派ですね。海外旅行先でも映画館のチェックをしてしまうのは僕の悪い癖。 一体、何を上映しとるの? 

ブルース・ウィリス主演最新作(イーライ・ロスの新作らしい)と、知らん洋画の豪華二本立て! どっちも日本公開はまだだよね?ハリウッド映画の公開は日本なんかより東南アジア諸国の方が圧倒的に早い。ほぼ米国とインターバル無しで観られるんじゃないかと。日本よ、なぜそんなに遅い? 一方、ミャンマー映画も上映しておりまして 

なにこれ。ジャンル不明だけど、面白そう。なにせ、この顔面力。 チケットカウンターも綺麗ですな〜。 

ホテルの受付かと。 気になるお値段を訊いてみた。席の位置によってお値段が異なり、後方に行くほど高くなるという仕組み。 1番安い前方の席は1,200チャット。 日本円で120円! 1番高い最後尾でも220円! 単純に比較するもんじゃないけど、遅くて高い日本の映画館って…。

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