僕と嫁(カンボジア人)の結婚式のレポートですー。
「①前撮り編」はこちら。
会場は花嫁の実家
カンボジアの結婚式&披露宴はだいたい花嫁の実家で行われます。
というのも、カンボジアの結婚は伝統的に「婿入りであり、「花婿が花嫁の実家を訪れて式を行う」という習慣に基づいている為です。
なので、結婚式の前日、嫁の実家の庭には仮設テントや大型スピーカーが設置されたり、ケータリング業者が青空キッチンを組んだり、家の中もお花でハデハデにデコレーションされていました。
↓庭にテントを建てて

↓椅子とテーブルを設置

↓でっかいスピーカーが到着

儀式が多い!長い!
式と披露宴は計2日間。長い!
なぜそんなに時間を要するかというと、伝統的な儀式を様々とり行う必要があるからです
↓入り口はこんな感じ

・花嫁の実家から1kmほど離れた地点から花婿とその親族知人が練り歩く「婿入りの儀式」。
・魔除けのために出席者が花嫁花婿の髪の毛を切る(フリをする)式
・2人の幸せを願ってお坊さんたちがお経を唱える儀式
・花嫁花婿の手首に赤い紐を結ぶ儀式
それぞれの儀式が1時間は要します。
でも、2日間も行う本当の理由は恐らく・・・花嫁のお色直しでしょう。
上記の儀式の度に花嫁花婿は衣装チェンジ。
花婿は5-10分程度で支度が終わりますが、花嫁は髪の毛もセットし直す為、待ち時間が生じます。
たぶん2日間で10着くらい着たんじゃないかな。。。
で、お色直しの度に写真撮影もあるので、また時間がかかるという訳です。
衣装はハデハデ
よく着られる色は、ピンク!黄色!紫!金!
親族や出席者たちの服も派手。花嫁花婿より目立ってるんじゃないかという人もチラホラ。
↓僕の親族と。両脇が僕と嫁です。


で、花嫁のメイクもすごい。お化けのようなしっかり濃いメイクに、カラーコンタクト!
それもいかにも欧米人風の目になるような色。
原型を留めぬ大変身で、もはや誰だか分からないという。
僕 「カラコンはしない方がいいよ。もともと綺麗なんだから」
嫁 「でも、カラコンを入れないとヘアメイクさんに怒られるから・・・」
おい、ヘアメイク。お前は一体どんな権限を持っているんだ?
話は披露宴に続きます。
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