※この記事は僕が2019年1月に他ブログに掲載した内容を再編し、投稿したものです。
ご報告です。
私、タイレンジャーはかねてより交際をしていたカンボジア人女性と入籍をしました。
入籍に至るまでの手続きが長く面倒だったので、今はほっとしてきます。
今回は映画とは一切関係のないプライベートの話になりますが、結婚のいきさつと、カンボジア人との結婚手続きの大変さについて書きますー。
馴れ初め
嫁(カンボジア人、日本語可)とは東京で共通の友人の紹介で知り合いました。
僕はもともとカンボジアが好きで、仕事でも年に4、5回は現地を訪れており、プライベートではカンボジア語(クメール語)の教室に通っていました。
そのクメール語教室の仲間から紹介されたのが嫁で、彼女が勤め先の研修制度で日本に1年間滞在していた時のことです。
で、嫁が研修期間を終えてカンボジアに帰国してからしばらくは遠距離恋愛でした。
カンボジアでは付き合う=結婚、という価値観が一般的で、僕がカンボジアに移住して結婚することに。このブログではまだ書いてなかったのですが、僕がカンボジアに移住した1番の理由は結婚の為です。
移住と転職と結婚をまとめて決断したので、色々と大変だったのですが、最も苦労したのは結婚手続きでした。
結婚の話になった時に嫁から言われたのです。
「結婚の手続きは1年くらいかかるよ」と。
…ナヌ?
面倒な婚姻手続き
婚姻手続きが面倒というのはカンボジア人と外国人の婚姻の場合の話です。
特にカンボジア人女性と外国人男性の場合は更に審査が厳しい。
「世界一面倒な婚姻手続き」だと言う人もいるとか、いないとか。
実際に僕が行った手続きをごく簡単に書くと下記のようになります。
【カンボジア側の婚姻手続き】
1.カンボジア国内の日本国大使館または領事館にてレターを発行してもらう
2.カンボジアの外務省に書類提出
3.カンボジアの内務省に書類提出
4.カンボジア国内の市町村の役場に書類を提出
【日本側の婚姻手続き】
5.カンボジア国内の日本大使館または領事館に書類を提出
※シェムリアップの日本領事館はSokha Palace ホテルの中にあります。


今回5.の手続きが無事終わり、日本とカンボジア両国において婚姻手続きが終わりました。全ての手続きに要した期間は9ヶ月。
※5.は領事館に提出後、日本の外務省を通して本籍地の市町村に届け出が出されるまで1~2ヶ月。厳密にはそこまで行って手続き完了。
2.と3.の手続きに関しては僕が住んでいるシェムリアップから首都プノンペンに行かないといけない為、片道6時間のバス移動でした。もちろん、書類に不備があれば出直し。
提出する書類も、男性側は警察証明書(無犯罪証明書)や健康診断書、独身証明書など、準備が面倒なものばかりです。
一体なぜこんなに面倒で厳しいかと言うと、外国人男性とカンボジア人女性の結婚でトラブル(犯罪を含む)が多かったからだと言われています。新婦が人身売買の被害に遭うなど、悪事を働く外国人新郎が少なくなかったのだとか。
なので、嫁のご両親はさぞ心配だったことだろうと思います。
あとはまぁ多くは語りませんが、カンボジアのお役所仕事というやつは…。遅いし、相手の足元を見る、のでなかなかストレスが溜まります。
色々と大変でしたが、両国において手続きが終わったので、ようやく肩の荷が下りました。
今後について
僕はカンボジアでの生活が肌に合うので、今後もずっとカンボジアで暮らすつもりです。
日本に一時帰国をするのは年に1,2回くらいだと思います。
結婚式は3月にシェムリアップにて行う予定です。こちらの結婚式は2日間、朝から晩まで行うので大変…。
でも、『ゴッドファーザー』の結婚式みたいに自宅の庭で賑やかに行うので、それはそれで楽しみです。
僕自身、結婚することだし、
映画の趣味もきっと丸くなって、
上品で穏やかな映画ばかり
観るようになるかも…
いや、ありえん。
これからも
エロい映画
グロい映画
ゲスい映画
を取り扱いますので、ご安心ください。
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