7点

アクション

『ゲッタウェイ』(1972) 寝取られの詩人!サム・ペキンパー

鬼畜レベルでの寝取られ展開があるという点では、サム・ペキンパー監督にとっては傑作『わらの犬』に続く作品になるかと思います。妻が夫のために(?)敢えて他の男に寝取られるのが、主人公夫婦と脇役夫婦とで同時多発します。一般的には夫婦が絆を取り戻す逃走アクションの名作とされていますが、個人的には寝取られ展開が何よりも気になるので、それについて駄話を。
サスペンス

『薔薇の名前』(1986) 魔窟で残飯をあさる美少女に童貞を捧げる

日本の山に例えると富士山や高尾山のように登山者にポピュラーな山のような映画です。登山者の多い山には難易度の異なる複数の登山ルートがあります。初心者向けの傾斜が緩やかで人通りの多いルートもあれば、ストイックな登山者向けの険しいルートもあり、同一の山であってもどのルートを選択するかによって、その山に対する印象もかなり違ってきます。大ベストセラーを原作に持ち、中世イタリアの修道院を舞台にした連続殺人ミステリである本作にもまた、<strong>観客がどのレベルでも楽しめるよう、複数の「登山ルート」が用意されているように思えます。
サスペンス

『ボクシング・ヘレナ』なぜ奔放な美女の手足は切断されたのか

両手足を切断されるほど、愛された。って話ですね。デヴィッド・リンチの娘であるジェニファー・リンチの監督デビュー作にして、そのセンセーショナルな内容、さらには超絶不評を買ったことでも知られる、ある意味では伝説的な映画です。ま、確かに脚本も演出も悪く、ポンコツ映画の部類なのは確かですが、僕はなかなか笑えて楽しめましたのでそのお話を。
ドラマ

『ボーダー 二つの世界』【ややバレ考察】これは北欧のX-MENだっ!

『いとしのエリー』・・・じゃなくて『ぼくの エリ200歳の少女』の原作者による、これまた似たような内容の小説を映画化した作品です。でも、これって端的に言うと『X-MEN』とも似ているんですよね。さて、その心は?
サスペンス

『私の知らないわたしの素顔』【年齢詐称セラピー】オバハン、若い男を一本釣り

オトコ目線で観たら死にたくなる映画ですよ、これは。「女の夢は男にとっての悪夢」とはまさにこのこと。女性であっても主人公に共感することは難しいかもしれませんが、映画としては間違いなく良作でした!
ドラマ

『ナイチンゲール』(2018) 女性視点で描く【オーストラリア鬼畜史】

本作は母親の痛みというものが虫唾が走るレベルで突き刺さるように感じられました。ハッキリ言って、幼い子を持つ人には薦めにくい鬼畜な内容ですし、逆に、だからこそ価値があるとも思える作品です。
ドラマ

『リチャード・ジュエル』【配役の妙】ポール・ウォルター・ハウザーを最大限に活かす

イーストウッドの監督作品は過大評価の感があって、僕はもともとあまり好きではなかったのですが、本作は素直に良かったと思います。最も良かったのは配役ですね。「イカレたデブ」ポール・ウォルター・ハウザーが本作で主役に起用された意図について考えてみます。
ホラー

『CLIMAX クライマックス』ギャスパー・ノエ「これがオレ流のテラスハウス」

鬼畜監督ギャスパー・ノエが『テラスハウス』を撮るとこうなる、みたいな(笑)。挑発的で重たい題材を突き付けてくるノエ映画と中身のない空虚なテラハはまるで水と油ですが、不思議と両者がクロスしたような映画。「スタイル重視で空虚な感じ」が似ているのです。
サスペンス

『恐怖の岬/ケープ・フィアー』(1962) 男のハダカは口ほどにモノを言う

映画史上最高の悪役を10人選べ。と言われたら、一般的にはダース・ベイダー、レクター博士、ジョーカー(『ダークナイト』)あたりが票を集めそうですが、僕だったら本作のマックス・ケイディー(ロバート・ミッチャム)を確実に10人のうちの1人に入れると思います。
アクション

『コン・エアー』【ハゲと爆薬】90年代のハゲ集結アクション

いや~、ジェリー・ブラッカイマーらしい映画ですね。ザ・90年代ですね。最初はちょっとバカにしていた映画ですが、今になって観ると案外と楽しめます。
ドラマ

『サンセット大通り』私はいかにして老メンヘラ女優のヒモ男になったか

「史上最高のアメリカ映画100選」とかいう特集があれば必ずと言っていいほど選ばれる正真正銘の名作です。しっかし、これが何ともゲスいヒモ男の映画であるという語られ方はあまりされてないんじゃないかと思います。「貢ぐ女」と「ヒモ男」という関係がなぜ成立するのか、という普遍的な物語です。
ホラー

『ぼくのエリ 200歳の少女』【北欧ですなぁ】静謐と余白と残酷性

北欧ですなぁ。東南アジアに住む僕がそんなこと言ってもまるで説得力がありませんが、一般的にイメージされる「北欧っぽさ」が存分に出ていて、思わず「北欧ですなぁ」と口走ってしまう映画ですね。僕が本作に感じた「北欧っぽさ」は静謐、余白、残酷性ですね。
スポンサーリンク