特集

2020年 映画ベスト&ワースト

年間ベストの選出には毎年のように苦労するのですが、今年は特に難しかったですね~。新型コロナウイルスの影響で、我が国カンボジアでは4月以降のほとんどの期間は映画館が休業していました。また、5月には第一子が産まれたことでも、映画を観る時間というのは限りがありましたねぇ。
サスペンス

『私の知らないわたしの素顔』【年齢詐称セラピー】オバハン、若い男を一本釣り

オトコ目線で観たら死にたくなる映画ですよ、これは。「女の夢は男にとっての悪夢」とはまさにこのこと。女性であっても主人公に共感することは難しいかもしれませんが、映画としては間違いなく良作でした!
ドラマ

『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』【神父様は小児性愛者】幼少期のトラウマと共に生きる人へ

20年間で80人もの少年に性的虐待をしていたことでフランスを震撼させた「プレナ神父事件」の映画化作品。週刊誌的なネタを得意とするフランソワ・オゾン監督が珍しく実直モードで撮った本作は、幼少期に何らかの心の傷を抱えてしまったすべての大人にとっては他人事でない映画となりました。
ホラー

『透明人間』(2020) 【束縛系】なぜネチっこい男に限って透明になりたがるのか

古典的ホラー映画を現代的にアップデートし、成功を収めた映画ですね。しかし、本作において透明人間が登場することはさほど重要ではなく、束縛系カレシによるDVの恐怖こそがその本質です。
ドラマ

『レ・ミゼラブル』(2019) 【子ども一揆】問題提起だけじゃないのよ、映画は

カンヌ映画祭で審査員賞を受賞、セザール賞で作品賞を受賞、アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネート、と評価の高い映画。が、残念ながら僕には合いませんでした。 個人の好みの問題ですが【問題提起】【社会的意義】だけの映画なのかなぁ、なんて思ったり。
ドラマ

『ナイチンゲール』(2018) 女性視点で描く【オーストラリア鬼畜史】

本作は母親の痛みというものが虫唾が走るレベルで突き刺さるように感じられました。ハッキリ言って、幼い子を持つ人には薦めにくい鬼畜な内容ですし、逆に、だからこそ価値があるとも思える作品です。
サスペンス

『ホワット・ライズ・ビニース』【熟年離婚ホラー】違う意味でハラハラしてもうた

監督がロバート・ゼメキスで、2大スター主演ということで、当時はけっこう鳴り物入りでしたが、今となっては語られる機会も少なくなった映画かと思います。意味深な題名に謎めいたストーリー、いったいどんな映画なのでしょーか。
サスペンス

『愛は、365の日々で』【エロエロ】カネにモノを言わせた”完全なる飼育”

ポーランド版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』とも言われるエロエロサスペンス映画がNetflixにて配信中です。本作を別の例え方をするならば、”拉致監禁版『プリティ・ウーマン』”であり、”金持ち版『完全なる飼育』”とも言える内容なんですなぁ。
ドラマ

『リチャード・ジュエル』【配役の妙】ポール・ウォルター・ハウザーを最大限に活かす

イーストウッドの監督作品は過大評価の感があって、僕はもともとあまり好きではなかったのですが、本作は素直に良かったと思います。最も良かったのは配役ですね。「イカレたデブ」ポール・ウォルター・ハウザーが本作で主役に起用された意図について考えてみます。
ドラマ

『去年マリエンバートで』【プログレ映画】暗示型という新手のナンパ術

「映画史上最も難解な映画」として知られる作品ですが、本作をどのように位置づけて観るのかが重要な気がします。個人的には「プログレ映画」として捉えましたので、謎めいた物語の解釈も含め、書いていきます。
アクション

『ポセイドン・アドベンチャー』 ジーザス筋肉クライスト!体育会系の宗教映画

え?これって宗教映画だったの?「人間ドラマも充実したパニック映画の傑作」は表向きの顔だった?本作の【宗教映画としての側面】について感想と考察をば。
ホラー

『CLIMAX クライマックス』ギャスパー・ノエ「これがオレ流のテラスハウス」

鬼畜監督ギャスパー・ノエが『テラスハウス』を撮るとこうなる、みたいな(笑)。挑発的で重たい題材を突き付けてくるノエ映画と中身のない空虚なテラハはまるで水と油ですが、不思議と両者がクロスしたような映画。「スタイル重視で空虚な感じ」が似ているのです。
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