『バタリアン』【駄菓子ホラー】いい意味で小学生向けゾンビ映画

映画『バタリアン』の一場面 ホラー
この記事は約3分で読めます。

不勉強なもので、いまだに観ていなかった映画です。ゲオのホラーコーナーにはだいたい置いてあったので、観るチャンスはいくらでもあったのですが、これまで観てこなかったのは幼少期のトラウマが原因ですかねぇ。

タイレンジャー
タイレンジャー

僕の幼少期では「バタリアン」って言葉は一般的にかなり認知されていた気がします。

作品概要

1985年製作/アメリカ
原題:Battalion
配給:東宝東和
監督・脚本:ダン・オバノン
撮影:ジュールス・ブレンナー
音楽:マット・クリフォード
出演:クルー・ギャラガー/ジェームズ・カレン/ドン・カルファ/トム・マシューズ/ビヴァリー・ランドルフ/ジョン・フィルビン/リネア・クイグリー/・シェパード ほか

不死者(アンデッド)が人間に襲いかかり、その脳を食べるというホラー・コメディ。ヘムデール・フィルムが提供。同社の社長ジョン・デイリー、副社長デレク・ギブソンがエグゼクティヴ・プロデューサーをつとめる。製作はトム・フォックス、共同製作者はグレアム・ヘンダーソン。68年のジョージ・A・ロメロ作品Night of the Living Deadの脚本を書いたジョン・ルッソ、それにルディ・リッチ、ラッセル・スタイナーの原案に基づき、ダン・オバノンが脚色し、監督としてデビュー。撮影はジュールス・ブレンナー、音楽はマット・クリフォードが担当。アメリカでの題名はThe Return of the Living Dead。出演はクルー・ギャラガー、ジェームズ・カレンなど。

映画.comより)

予告編

The Return of the Living Dead (1985) – Official Trailer (HD)

感想・考察(ネタバレなし)


駄菓子のように愛されて続けている映画かなと思います。

僕が幼稚園だか小学校低学年だかの時に、同級生の男子がいきなり「バタリアンごっこ」を始めて滅茶苦茶怖かった記憶があります。当時は本作のことを知らなかったので、バタリアンというのはゾンビの一種で人間の脳みそを食べるらしいと、その同級生から聞かされ、心の底から恐れ慄いたものですねぇ。

そんな僕も今やすっかりアラフォーとなり、幼少期のトラウマを克服すべく、初めて本作を観た次第です、ハイ。

で、思ったのが、本作は小学生でも安心して観られるゾンビ映画だったということですね。意外にも人体損壊などの描写がほとんと無くて、グロは控えめだから観やすいんですよ。だから当時は子どもたちもテレビで観ていたのか〜と。
(多少のおっぱいは出てきますが)

もちろん今になって冷静に観ると、1本の映画としてはそれほど優れている出来でもないかなと思います。80年代特有のノー天気さゆえなのか、全体的にテンポや演出がノンビリしていると感じました。
ただ、もしも本作を幼少期に観ていたのなら、かなりの確率で「思い出の一本」になり得たんじゃないかなーと思います。

大人になっても「うまい棒」の美味さが忘れられないのと同じように、です。どんなに舌が肥えても、幼少期に食べた「うまい棒」は別格ですから。

男の子たちにとってはちょうどいい具合の嗜好品という意味では「うまい棒」と『バタリアン』は似ているのかもしれませんね。

僕の評価

6点/10点

タイレンジャー
タイレンジャー

合成着色料と科学調味料たっぷり!な感じが駄菓子ホラー的。

どうでも雑感

・日本で公開された当時のポスターを見ると、「バイオSFX方式上映」と書かれているんですけど、一体何のことですかね?調べてもその実態が不明なんです。気になる・・・。

鑑賞方法

『バタリアン』は下記のVOD(ビデオ・オン・デマンド)にて配信中です。

・U-NEXT |31日間無料トライアルキャンペーン実施中

U-NEXT

※本ページの情報は2020年11月時点のものです。最新の配信・レンタルの状況は各サイトにてご確認ください。

そのほか駄菓子っぽいホラー

コメント