ホラー

『恐怖城/ホワイト・ゾンビ/ベラ・ルゴシのホワイト・ゾンビ』別れさせ屋!世界初のゾンビ映画だけど

誰か特定のカップルを別れさせたいと思ったことはありませんか?意中の相手の恋人が邪魔だったり、ビジネスの利害など理由は様々ですが、そんな需要に応える「別れさせ屋」という職業があります。本作はゾンビ映画ですが、そんな別れさせ屋の話でもある、という見方もできる一本でした。
ホラー

『マローボーン家の掟』【睡眠導入】陰鬱りらくぜいしょん

けっこう評判が良かったので観てみましたが、これは僕には合いませんでしたねぇ。ダークな画面づくりだったり、陰鬱な雰囲気づくりは嫌いではないのですが、その雰囲気づくりがちょっと、過ぎるというか・・・。
雑談

【過去の恋愛】デートで失敗だった映画 ②

僕が社会人になってからの話です。25歳くらいの時かな? 当時は野外音楽フェスによく足を運んで、呑んでは踊り狂う日...
雑談

【過去の恋愛】デートで失敗だった映画 ①

男はデートでロクな映画を選ばないという話。僕に初めて彼女ができたのは大学1年生のとき。同じ大学に通うアヤカちゃん(仮名...
サスペンス

『ファニーゲーム U.S.A.』理不尽!視聴者参加型の一家暴行事件

こいつぁ厄介な映画ですね。本作で描かれる一家暴行事件が【視聴者(観客)参加型】だからです。ありふれた言葉で言えば「胸糞」ですが、本作においては作り手の意図を読まないことには意味をなしません。ミヒャエル・ハネケが意図したものは何なのでしょーか?
アクション

『コン・エアー』【ハゲと爆薬】90年代のハゲ集結アクション

いや~、ジェリー・ブラッカイマーらしい映画ですね。ザ・90年代ですね。最初はちょっとバカにしていた映画ですが、今になって観ると案外と楽しめます。
サスペンス

『バニー・レークは行方不明』【疑念じわじわ】不安感を弄ばれたい方は必見!

ネタバレなしで本作の素晴らしさを語ります。アンは娘のバニーと2人でロンドンに越してきたばかり。しかし、預けたはずの保育園からバニーが忽然と姿を消してしまう。また、不可解なことに保育園の職員は誰1人としてバニーの存在を把握していないという。警察を呼ぶも、手がかりは無く捜査は難航。やがて警察はバニーが最初から存在していないのではと疑い始めるが…。
SF

『リバイアサン』感想・考察:【画像あり】海底の採掘場にお色気美女がいた!

そもそも『エイリアン』(1979)の企画は「宇宙のジョーズ」というコンセプトから始まったらしいです。で、後発である本作はと言うと、「深海のエイリアン」になるわけです。それはさておき、むさ苦しい環境の深海に場違いな美人がいたので、すごく目を引いたことについても。
サスペンス

『ドライヴ』(2011) 感想・考察:【定番だけど異色】創作風メンチカツ定食

街の定食屋さんのメンチカツ定食を、癖のある創作料理人が手掛けたら、全然違う料理に仕上がった。そんな感じの映画ですね。なんだそら。という例えですが、僕の中ではそれでしっくりくるのです。傑作です!
ドラマ

『サンセット大通り』私はいかにして老メンヘラ女優のヒモ男になったか

「史上最高のアメリカ映画100選」とかいう特集があれば必ずと言っていいほど選ばれる正真正銘の名作です。しっかし、これが何ともゲスいヒモ男の映画であるという語られ方はあまりされてないんじゃないかと思います。「貢ぐ女」と「ヒモ男」という関係がなぜ成立するのか、という普遍的な物語です。
ホラー

『ぼくのエリ 200歳の少女』【北欧ですなぁ】静謐と余白と残酷性

北欧ですなぁ。東南アジアに住む僕がそんなこと言ってもまるで説得力がありませんが、一般的にイメージされる「北欧っぽさ」が存分に出ていて、思わず「北欧ですなぁ」と口走ってしまう映画ですね。僕が本作に感じた「北欧っぽさ」は静謐、余白、残酷性ですね。
SF

『ヒドゥン』(1987) 【ネタバレ】これは隠れ同性愛映画では?

B級っぽい設定でありながらも、観る者をぐいぐい引き込む力のあるSFアクションなのですが、実は男同士の恋愛映画としての側面もあるのでは・・・という僕の妄想について書き綴ります。
ホラー

『大アマゾンの半魚人』【悲恋】田舎の王様、都会の美女に恋をする

田舎の王様が都会の美女に恋する悲劇です。この映画は古典的なモンスター映画なので、「怪物と遭遇する恐怖を人間たちの視点で描く」という型通りの作品ですね。でも、ちょっと切り替えて【半魚人の視点】で物語を読んだほうが面白いかもしれません。
ドラマ

『アレックス』【鬼畜映画】15年ぶりに観たら傑作であったと判明

モニカ・ベルッチ演じる美女が9分間にも及ぶ陰惨な被レイプシーンを演じたことで悪名高い本作。今回、15年ぶりに観ましたが、当時とは真逆の印象を受けました。映画に限らず、本や音楽などは接する時期によって受ける印象がまるっきり変わったりするもんだから面白いですよね。
サスペンス

『何がジェーンに起ったか?』【家庭内いじめ】白塗り鬼婆ハラスメント

姉と妹による骨肉の争い。姉はかつての大女優、妹はかつての人気子役、ということで今やすっかり落ちぶれてしまった二人がひっそりと暮らすお宅の中を覗いてみましょうじゃありませんか。どうやらね、妹が脚の不自由な姉を介護するでもなく、いじめているらしいですよ・・・。
アクション

『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』【ツッコミは無しで】ケレン味ゴリゴリ戦車映画

極東の国においても一部に熱狂的なファンを生み出しているロシア製の洗車映画。確かに大味ながらも、これは楽しめる映画です。そもそも細かい粗をあげつらうような映画ではないという暗黙の前提があるかと思いますので、「粗探しをしてやろう」という気持ちのある人には向かないかと思います。
ドラマ

『シティ・オブ・ゴッド』【大傑作】21歳の僕をブラジルへ旅立たせ、人生を変えてしまった映画

1本の映画がその人の人生を変えてしまうということは十分に起こりうることですが、僕にとって本作はまさにそんな作品でした。当時の僕は21歳。東京で壁にぶち当たり、進むべき方向が見えず、燻っていました。そんな中、六本木ヒルズの映画館で本作を観て、すぐ1か月後にはブラジルに旅立ちましたね。
ホラー

『ジェイコブス・ラダー』(1990) 【アウトサイダーアート】悪夢的イメージの元ネタ集

これはエイドリアン・ライン監督のキャリアの中では異色作ですよねぇ。『フラッシュダンス』『ナインハーフ』『危険な情事』など大衆受けするヒット作を連発した後に作られたのが、地味〜で気味の悪〜い本作ですから。
ホラー

『ザ・カー』【合わせ技】オカルト映画×モンスター映画=悪魔の車

ブーッブブブーッ!嗚呼、耳に残る独特のクラクション音。無人の車が無差別に人々を襲うという作品です。似たような映画でジョン・カーペンターの『クリスティーン』もありましたが、本作の方が先です。で、これがオカルト映画とモンスター映画のミックスという、いかにも70年代的な題材なんですね。
アクション

『コンスタンティン』【冷静に指摘】ヘタな映画になってしまった2つの理由

こ、これは酷い…。 大スターを起用し莫大な予算を投じた大作ですが、根本的に映画として下手すぎます。 ずばりダメな点を2点挙げますので、本作がお好きな方はどうぞスルーしてください。
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