グロ

サスペンス

『薔薇の名前』(1986) 魔窟で残飯をあさる美少女に童貞を捧げる

日本の山に例えると富士山や高尾山のように登山者にポピュラーな山のような映画です。登山者の多い山には難易度の異なる複数の登山ルートがあります。初心者向けの傾斜が緩やかで人通りの多いルートもあれば、ストイックな登山者向けの険しいルートもあり、同一の山であってもどのルートを選択するかによって、その山に対する印象もかなり違ってきます。大ベストセラーを原作に持ち、中世イタリアの修道院を舞台にした連続殺人ミステリである本作にもまた、<strong>観客がどのレベルでも楽しめるよう、複数の「登山ルート」が用意されているように思えます。
ドラマ

『ボーダー 二つの世界』【ややバレ考察】これは北欧のX-MENだっ!

『いとしのエリー』・・・じゃなくて『ぼくの エリ200歳の少女』の原作者による、これまた似たような内容の小説を映画化した作品です。でも、これって端的に言うと『X-MEN』とも似ているんですよね。さて、その心は?
ホラー

『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』【2020年ベスト1】腸・ボンクラ祭り

僕の「2020年新作映画ベストテン」第1位を、年の瀬ギリギリでかっさらった傑作B級映画です!!も~題名を見ただけで傑作の予感しかしないッ!だってナチゾンビVSソビエトゾンビやぞ?近年これほど血沸き肉躍る「VS」があっただろうか。
アクション

『ブルータル・ジャスティス』【じっくりコトコト】この長さは一体何なんだ?

Twitter上で「#2020年映画ベスト10」の中に本作を上位に挙げる人が多くて、気になり鑑賞した次第です。既に多くの方が書かれている通り、本作の何よりの特徴はその「あまりにゆったりした展開と長い尺」です。なぜこんなに展開が先に進まないのか?そのへんについて書いてみました。
ドラマ

『ザ・ファイブ・ブラッズ』【暑苦爺】こんなベトナム旅行はイヤだ

『ブラック・クランズマン』でカムバックを遂げたスパイク・リー監督の最新作にして、ベトナム戦争を題材とした「黒人のための映画」です。いやぁ、それにしてもスパイク・リーの映画は相変わらず暑苦しいなぁ、という・・・。
ドラマ

『ナイチンゲール』(2018) 女性視点で描く【オーストラリア鬼畜史】

本作は母親の痛みというものが虫唾が走るレベルで突き刺さるように感じられました。ハッキリ言って、幼い子を持つ人には薦めにくい鬼畜な内容ですし、逆に、だからこそ価値があるとも思える作品です。
ホラー

『CLIMAX クライマックス』ギャスパー・ノエ「これがオレ流のテラスハウス」

鬼畜監督ギャスパー・ノエが『テラスハウス』を撮るとこうなる、みたいな(笑)。挑発的で重たい題材を突き付けてくるノエ映画と中身のない空虚なテラハはまるで水と油ですが、不思議と両者がクロスしたような映画。「スタイル重視で空虚な感じ」が似ているのです。
ホラー

『ビヨンド』(1981) 死因の9割は【顔面破壊】

イタリアのホラー映画(と言うか、グロ映画)の巨匠、ルチオ・フルチ監督によるゾンビ映画です。いや~、これが素晴らしい映画でして、超ニッチなコンセプトを貫いていて他のゾンビ映画との差別化に見事に成功しているのです。
ホラー

『ドールズ』(1987) 【童話ホラー】悪い奴らは殺(や)られてしまえ!

監督が『ZOMBIO/死霊のしたたり』『フロム・ビヨンド』のスチュアート・ゴードンとのことで、期待に胸を膨らませての鑑賞。西洋人形たちが集団で人間たちをぶっ殺していくというホラーですね。
ホラー

『バタリアン』【駄菓子ホラー】いい意味で小学生向けゾンビ映画

不勉強なもので、いまだに観ていなかった映画です。ゲオのホラーコーナーにはだいたい置いてあったので、観るチャンスはいくらでもあったのですが、これまで観てこなかったのは幼少期のトラウマが原因ですかねぇ。
ホラー

『エクソシスト/ディレクターズ・カット版』主人公は誰?

これがまた「感想が書きにくい映画」でしてねぇ…。だってもう世間的な評価が確立されていて、名作中の名作ですから。僕の下世話な観点が付け入る隙は無いように思えたのです。久しぶりに再見しまして、ホラーというよりも、「信仰心をめぐる葛藤ドラマ」として非常に見応えがありましたね。
サスペンス

『ファニーゲーム U.S.A.』理不尽!視聴者参加型の一家暴行事件

こいつぁ厄介な映画ですね。本作で描かれる一家暴行事件が【視聴者(観客)参加型】だからです。ありふれた言葉で言えば「胸糞」ですが、本作においては作り手の意図を読まないことには意味をなしません。ミヒャエル・ハネケが意図したものは何なのでしょーか?
スポンサーリンク