※この記事は僕が2019年11月に他ブログに掲載したものを再編して投稿しております。
僕が住むカンボジアにて2019年も開催されました。Japanese Film Festival (日本映画祭)!
首都プノンペンと我が街シェムリアップにて巡業となりますー。
最新の邦画10本が期間限定て上映されます。入場は無料!
気になるラインナップはこちら↓
A Banana ? At This Time Of Night ?『こんな夜更けにバナナかよ』
Little Love Song『小さな恋のうた』
Masquerade Hotel『マスカレード・ホテル』
Dance With Me『ダンスウィズミー』
My Dad is A Heel Wrestler『パパはわるものチャンピオン』
12 Suicidable Teens『12人の死にたい子どもたち』
Samurai Shifters『引っ越し大名!』
Children Of The Sea『海獣の子供』
Bento Harasment『今日も嫌がらせ弁当』
The Fable『ザ・ファブル』
以上、映画の日本代表と言っても過言ではない10作品。
むむむ〜…
個人的に、ですが、
観たい作品が無い。
日本の情報に疎くなっているせいもあり、知らない作品が多い…。決して作品を否定しているわけではなく。
オススメがあったら教えて下ちゃい。
ちなみにですが、カンボジアにおける日本映画は微妙な立場だと思います。それは嫁(カンボジア人)の率直な言葉が物語っています。
「中国映画を好んで観るカンボジア人は多い。韓国映画を好んで観るカンボジア人も多い。でも日本映画を観るのは、日本語を勉強するカンボジア人だけ」
決して嫁は邦画を否定しているわけではないのですが、これが実情に近いと思います。
つまり、単に日本映画を好んで観る人は少ない。加えて、日本映画を観る人の目的は日本語を勉強することであって、日本映画を観ることはその手段だということです。
コンテンツそのものに求心力があれば、その映画を観ること自体が目的になるはず(当たり前)です。中国のアクション映画や韓国の恋愛映画はそうです。でも、日本映画は純粋に「観ること」が目的になっていないという「ねじれ」が生じているようなのです。カンボジアにおいては。
なので、毎年開催されている日本映画祭がカンボジアでの邦画の普及に努める形になっています。
実際は在住日本人や日本語話者、日本語を勉強する人がメイン客層ではありますが、続けないことには開拓も無いと思います。同映画祭の今後の発展を願って。
2018年の『カメラを止めるな!』で館内が爆笑で揺れたような体験が今年もあるといいなぁ。
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