単純明快。上映時間96分。濡れ場あり。で、そこそこ面白い。
休みの日に昼間っからビールでも飲みながらダラダラ観るのにちょうどいい映画です。

見知らぬ者同士の男女が逃亡するとなると、クライマックスの手前に濡れ場を配置しないとねぇ。
作品概要
1991年製作/96分/アメリカ
原題:Time Bomb
配給:アスキー映画
監督:アヴィ・ネッシャー
製作:ラファエラ・デ・ラウランティス
脚本:アヴィ・ネッシャー
撮影:アンソニー・B・リッチモンド
音楽:パトリック・レナード
出演:マイケル・ビーン/パッツィ・ケンジット/ロバート・カルプ/トレイシー・スコギンズ/ミミ・ロジャース ほか
なぜか突然に命を狙われ始めた男が逃げつつも自分のアイデンティティを追い求める内に司法長官暗殺事件に巻き込まれるというストーリー。スパイものとスリラーものがドッキングしたようなアクション映画。監督・脚本はアヴィ・ネッシャー、製作は「砂の惑星」のラファエラ・デ・ラウレンティス。撮影はアンソニー・B・リッチモンド。音楽はパトリック・レナードが担当。
(映画.comより)
予告編
感想・考察(ネタバレなし)
本作は物語の型としては『トータル・リコール』みたいな”偽の記憶を植え付けられちゃったぜアクション”と、『ターミネーター』みたいな”男女逃亡アクション(濡れ場あり)”の合わせ技。
ありがちな話なんですが、ザクザク切り刻む編集のおかけでなかなかダレません。雑ではあるけども、こういう話を次へ次へと引っ張っていくようなテンポ早めの編集は邦画も見習ってほしいものです。
ニセの記憶を植え付けられちゃった主人公を演じるのはマイケル・ビーン。
『ターミネーター』のカイル・リース役、『エイリアン2』のヒックス伍長役で知られる二枚目。
巻き込まれて一緒に逃げる羽目になる女性役はパッツィ・ケンジット。
『リーサル・ウェポン2 炎の約束』で綺麗なおっぱいを見せてくれてた女優と言えば、男性諸氏の「おお〜っ!」という声が聞こえてきそう。
安心して下さい!
パッツィは
今回も脱いでますよ!
主人公に無理やり連れてこられたパッツィ。
最初は嫌よ嫌よと主人公に反発します。
しかーし、主人公の話が本当であること、自分を守ってくれる存在であることに気づき…
よっ!待ってました!
安モーテルでの〜
濡れ場あり。
これだよ、これ!やっぱねぇ、敵に追いかけられて、見知らぬ美女と逃避行ってのは男の夢ですよ!007なんかもそのパターンですからね。
だって、僕なんか小学校高学年の頃はいつもそんな妄想ばかりしてましたからね。
ハナタレ小学生が下校途中で、謎の殺し屋軍団(欧米人)に襲われる。
なんとか振り切るも、家には帰れない。既に奴らの手に落ちているからだ。
見ず知らずの金髪美女と一緒にトラックの荷台に隠れて逃避行。
エアガンでの銃撃戦を経て、金髪美女と安モーテルにしけこむ、という。
そんな男(小学生含む)の夢が全部叶う映画ですね。
でも、面白いかって言ったらそこそこです。
あ、濡れ場についてもう少し語るけど(まだ語る?)、濡れ場のシチュエーションと流れが『ターミネーター』とそっくりです。同じくマイケル・ビーンなだけに余計に。
追っ手から身を隠している安モーテルの一室で、上半身裸のマイケル・ビーン。
その身体は傷だらけ。一緒にいる女性が慰めるように語りかけながら、彼の身体にタッチ。
そして燃え上がるふたり…。
↓『ターミネーター』
↓『タイムボンバー』
いいなぁ。
私はマイケル・ビーンになりたい。
彼はいい裸仕事をしますねぇ。今で言う斎藤工みたいなセクシー俳優だったんでしょうか?
僕の評価
6点/10点

いかにも80~90年代のパターン化された映画って感じですね。その時代の空気が好きな人にはお勧めできるかも。
どうでも雑感
・いや~パッツィ・ケンジットはいいですね~。あの口が半開き気味で歯が出ているのが可愛いんですよね。のちにオアシスのリアム・ギャラガーと結婚してましたね。
鑑賞方法
あいにく2020年11月時点で『タイムボンバー』は動画配信されておりません。
アマゾンにてVHS(!!)の購入ができます。
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