『寄生獣』感想:東出昌大の活用法はコレだろ!

映画『寄生獣』の一場面 ホラー
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僕はこの原作コミックを小学生の頃に愛読していましたね。
で、映画化なんて当然のことながら期待はしておらず、出来上がった作品もまぁ・・・。
ただ、1点だけ、東出昌大がイイのです!

タイレンジャー
タイレンジャー

不倫騒動で世間からかなり嫌われてしまった東出クン・・・。

作品概要

2014年/日本/109分
監督:山崎貴
原作:岩明均
脚本:古沢良太/山崎貴
撮影:阿藤正一
音楽:佐藤直紀
出演:染谷将太/深津絵里/阿部サダヲ/橋本愛/東出昌大 ほか

謎の寄生生物と共生することになった高校生・泉新一の数奇な運命を描いた岩明均の伝説的人気コミック「寄生獣」を、「永遠の0」の山崎貴監督が実写映画化した2部作の前編。ある日、人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食する「パラサイト」と呼ばれる謎の寄生生物が出現。平凡な高校生活を送っていた泉新一も、一匹のパラサイトに襲われる。しかし、新一の脳を奪うことに失敗したパラサイトは、そのまま右腕に寄生し、自らを「ミギー」と名乗って新一と共生することに。当初は困惑した新一も、次第にミギーに対して友情に近い感情を抱くようになるが、やがてパラサイトと人間とが殺し合う事態が発生。新一とミギーもその争いに巻き込まれていく。主人公・新一役を染谷将太が務め、深津絵里、橋本愛ほか豪華キャストが集結。脚本は、「ALWAYS 三丁目の夕日」や「探偵はBARにいる」など人気シリーズを手がける古沢良太。

(映画.comより)

予告編

映画『寄生獣』予告編

感想・考察(ネタバレなし)

そもそも期待はしてないが・・・

監督は映画ファンの間では評価が低い山崎貴。僕はこの監督の映画を観るのが本作が初めてだったけど、評価されない理由もなんとなく分かったような…。

長い原作を2時間に収める為に、合理的な物語の改変が行われるのは分かる。
でも、それがあまりに合理性が第一になっていて、いかに時間内に収めるかという点が作品づくりのプライオリティになってしまってない?原作の大筋はキープしたけど、色々と大事な要素も削ぎ落としてしまっていないだろうか。

それに予告編の時点でも「だめだこりゃ」と思ったけど、ミギーの声を演じる阿部サダヲのコミカルな演技や声のトーンがイメージに合わない。
これじゃ新一とミギーじゃなくて、鬼太郎と目玉の親父のようにしか見えないんだよな。まぁ、そもそもミギーは目玉の親父の発展系キャラ、という見方もできなくはないのだけど。
とにかくミギーの声はもっと徹底的に無感情で冷徹であって欲しかった。

そんな訳で全体的には良い出来とは言えない本作。

映画『寄生獣』の一場面

(C)映画「寄生獣」製作委員会

棒読み怪演がナイスな東出昌大

だけど、そんな本作にも一点だけ「ナイス!」と膝を打つような所がありまして。
それは「島田」役を演じた東出昌大だっ!

東出クン(敢えてクン付け)は身長189cmでモデル出身という容姿端麗でありながら、もともと演技は上手いとは言えない。

ところが、彼の漫画のような整った容姿と野暮ったい演技が原作の持ち味であるシュールな違和感を誰よりも再現していたのだっ!

台詞の棒読み具合なんか「これだよ!これ!」と言いたくなる不気味さだ。もちろん演技で棒読みにしてるのだけど、彼の場合は不思議て棒読み演技がサマになるというか。

原作の島田とは似ても似つかないのだけど、東出クンがたった1人で寄生獣イズムを体現していたのだから、この際、似てる似てないは全く問題ない。

調べると、東出クンはその後テレビドラマでもサイコっぽい役を演じて好評?らしいじゃないか。本作で東出クンにこの役を割り当てた山崎貴監督の功績は大きいぞ。

やっぱりね、容姿端麗すぎて人間っぽくない人とか、目が笑ってない人とかは寄生獣の役向きだよね。

(画像は映画.comより引用)

僕の評価

3点/10点

タイレンジャー
タイレンジャー

東出クンは不倫騒動にもめげず、ぜひ鬼畜俳優として吹っ切れた演技を見せて欲しいものです。

どうでも雑感

・容姿端麗すぎて人間っぽくない人と言えば、カイル・マクラクランなんかがその典型ですな。ゆえに『ヒドゥン』(1987)で異星人に寄生された人間の役は恐ろしほどのハマりようであった。本作の東出クンはそれに近いものがあります。

鑑賞方法

『寄生獣』はU-NEXTで鑑賞できます。31日間無料トライアルなのでぜひ。
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