『オールド・ボーイ』(2013)【感想・ネタバレなし】オリジナルとの比較よりもエリザベス・オルセン

映画『オールドボーイ』の一場面 サスペンス
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パク・チャヌク監督によるカンヌ国際映画祭グランプリ受賞作の韓国映画のリメイクです。
スパイク・リーがいかに改変するのか?というのが興味深いですね。
しかし、真の注目ポイントは別にありました。

タイレンジャー
タイレンジャー

エリザベス・オルセンの濡れ場があります。

作品概要

原題:Oldboy
2013年/アメリカ/103分
監督:スパイク・リー
原作:土屋ガロン/嶺岸信明
脚本:マーク・プロトセビッチ
撮影:ショーン・ボビット
音楽:ロケ・バニョス
出演:ジョッシュ・ブローリン/エリザベス・オルセン/シャルト・コプリー/サミュエル・L・ジャクソン ほか

土屋ガロンと嶺岸信明による日本の漫画を韓国のパク・チャヌク監督が映画化し、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した「オールド・ボーイ」(2003)を、スパイク・リー監督&ジョシュ・ブローリン主演で新たにハリウッドで映画化した復讐サスペンス。酒に酔ったある夜、突然拉致され、テレビだけが置かれた部屋に閉じ込められたジョー・ドーセット。理由もわからぬまま20年に及ぶ監禁生活を強いられたジョーは、ある日突然解放されるが、外界に出ると妻殺しの汚名を着せられていた。自分を陥れた犯人を見つけ出し、復讐を誓うジョーだったが、そんな彼の前に冷酷非道な男が現れる。

(映画.comより)

予告編

Oldboy Official Theatrical TRAILER 1 (2013) – Josh Brolin Movie HD

感想・考察(ネタバレなし)

オリジナル版と比較してどうよ?

このハリウッドリメイク版の評判が芳しくないのは知ってたけど、何となくの観賞。

ストーリー展開はオリジナルにかなり忠実で、ちょっとなぞり過ぎなんじゃないの?ってくらい。オリジナルをリスペクトしすぎているというか、気を遣っているというか、もっと展開に独自性を出して良かったと思うんだけど…。 

ただ、「衝撃の結末」については本作の方がしっくり来ました。黒幕の動機からの結末の流れが自然というか。この点はオリジナルよりも洗練された感じ。 謎解きの部分が物足りないという欠点はオリジナルと同じですが。 

でもやっぱり俳優陣、演出、撮影、美術などのパーツはやっぱり本作の方が見応えがあります。暴力描写なんかはエグいけど、どちらかと言うと本作の方が好みかな。それだけにオリジナルに対して気ぃ遣いになってしまったのは惜しかった。

そんなことよりエリザベス・オルセン

主人公に協力する女性を演じたエリザベス・オルセンが可愛いですね~。ギャレス・エドワーズ版『ゴジラ』(2014)の時はほとんど印象に残らなかったのだけど、本作では魅力的。(え!脱いだら巨乳!)

なんだか、 エマニュエル・べアールとマギー・ギレンホールを足して割ったような顔の造形なんですよね(我ながら的を得ていると思う)。

そんなエリザベス・オルセンの濡れ場もあるので、ラッキーでしたわぁ。ただ、ベッドインに至る流れが強引。オリジナル版の方が流れ的には納得がいきましたよ。その違いは俳優の持ち味かと。

【オリジナル】:哀愁。構ってあげたくなるオジサン

【リメイク】:イカツイ。うわ、絡みたくね〜! なオジサン

ジョッシュ・ブローリンが強面過ぎるが故に濡れ場までの流れに無理があると思うのですが、
女性陣、いかがでしょうか?ハグしてあげたくなるのはどっちのオジサン?

(画像は映画.comより引用)

僕の評価

6点/10点

タイレンジャー
タイレンジャー

何といってもエリザベス・オルセン。

どうでも雑感

・ジョッシュ・ブローリンが『E.T.』風のカゴ付き自転車で疾走する場面がありましたが、わざわざあの子ども用自転車に乗せる意味は何だったのだろうか・・・。

鑑賞方法

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