アクション

『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』悪趣味!ファミリー向けSM映画

嫁(カンボジア人)が「何か面白い映画が観たい」と言うので、気軽に楽しめそうなこちらをチョイス。 僕は20年ぶりくらいに観ますけど、シリーズの中では本作がいちばん好きです。 その理由は、話が単純明快、アクションに次ぐアクションの連打、そしていちばん悪趣味だからですね。
ドラマ

『ヒトラーの忘れもの』非人道的!地雷と少年兵

地雷の撤去を捕虜となった少年たちにやらせよう、とは鬼畜の所業です。しかし、これもまた敗戦国の現実。ナチスドイツが埋めた地雷はドイツの少年兵に処理させる、というものなのです。戦争の一番の犠牲者はいつも純真無垢な子どもたちなのですね。
ドラマ

『斬、』これは国防論?時代劇だけど塚本晋也作品の王道!

僕は中学3年生の頃からずっと塚本晋也監督のファンです。最初に観たのは『ヒルコ/妖怪ハンター』でしたが、本格的にハマったのはやはり『鉄男 TETSUO』ですね。両親に「コイツ、やばい映画を観てるな」と思われるのが怖くて、家族全員が寝静まってから真っ暗な部屋でヘッドホンつけて観てましたよ。ドキドキしながら。監督の最新作である本作は僕が住むカンボジアでは上映されず(カンボジアで一般公開される邦画は年に3〜5本)、ずーっとネット配信を待った果てにようやく鑑賞に至りました。
サスペンス

『フィフティ・シェイズ・ダーカー』ゲス不足!女同士のネチネチバトルが観たかったのになぁ・・・

女性向け官能映画シリーズ第二弾です!前作が予想外に楽しい映画だったので、続編もかなりやってくれるのではと期待ムンムンで観ましたー。しかし、結論としては「ダメだこりゃ」です。
ホラー

『サスペリア』(2018) 酷評!なぜ難しく不親切なのか

分からないし、腑に落ちない映画でした。分からない理由は主に2つあります。①単に説明不足で、物語の細かい展開が理解できない。②教養が無いと、舞台背景や隠喩、作者の意図が理解できない。それらについて書いていきましょー。
サスペンス

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』にわかSM。本質は男女恋愛不一致

その年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞(最低脚本賞と最低スクリーンアサンブル賞も)していますが、そんなに酷い映画ではないと思う。むしろ、かなり面白かったですし、笑えました。3分の2くらいまでは・・・。
ホラー

『ミッドサマー』(2019) 大傑作!心が満たされる失恋映画(かつ宗教映画)

心が満たされる「幸せ」なホラー映画でした。 先に言いましょう。僕の本作への評価は10点満点です。 ドギツイ残酷描写、性描写が含まれていますが、それに反して観ている間の僕はずっと「幸せ」でした。こんなに心が満たされる映画は久しぶり。『シン・ゴジラ』以来です。 ジャンルとしてはホラー映画に分類されますが、表現方法がホラーなだけで、複数の重要な裏テーマが存在します。それらの裏テーマに心が動くかどうかが評価のポイントな気がします。
サスペンス

『パーフェクション』感想:【ネタバレ厳禁】この映画のジャンルは何?

ネットフリックスでしか観られませんが、これはなかなか面白かったですー。でも、感想を書くのが難しい映画です。話が二転三転...
ドラマ

『ザ・ビーチ』感想・考察:【軽薄】ダークな原作小説の映画化はなぜ失敗したか

尖った内容の小説が映像化されると、何だかマイルドにされてしまうケースは多いと思います。本作もその一例として知られていま...
アクション

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』感想:【単調】カット割りとカメラワークに文句を言わせて

すんません。『ワイルド・スピード』シリーズは一本も観ておりませぬ。なんかね、ヴィン・ディーゼルのドヤ顔がどうも苦手なの...
ホラー

『ゲット・アウト』 感想・考察:【ヒロインが可愛い】人種差別の例え話ホラー

本作が高く評価されるのは何となく理解できますが、テーマが一義的なのが少し気になります。つまり、「人種差別を面白おかしく...
ホラー

『サードアイ2』感想:【過剰→減退】自らの持ち味を発揮できず。

前作はその過剰っぷりから、個人的には大いに楽しめたのですが、続編となる本作はダメですね。前作において良かった点が大幅に...
ホラー

『フロム・ビヨンド』 感想:【老人の魔性欲】死ぬまでセックス、死ぬほどセックス

『リトル・ミス・サンシャイン』でアラン・アーキンが演じたお爺ちゃんは「若いうちは女とヤリまくれ。悔いの無いようにな」と...
ホラー

『クロール ー凶暴領域ー』感想:【奇襲!】2019年の暫定ベストワンだった映画!

『ライオンキング』を差し置いて、嫁(カンボジア人)が「観たい!」と言ったのがこちらの映画。可愛いライオンよりも人喰いワ...
SF

『シルバー・グローブ/銀の惑星』感想・考察:【難解】僕はこれをプログレと呼ぶことにした

大傑作『ポゼッション』(1981)のアンジェイ・ズラウスキー監督による「未完の」哲学SF大作です。異様すぎるヴィジュア...
アクション

『ラスト サムライ』感想・考察:【美化】武士道はウツクシ~デスネ!でも死んじまったらオシマイデスヨー

ざっくり言うと、ケヴィン・コスナーの名作『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のサムライ版が本作ですね。 アメリカ先住民族...
ドラマ

『ウォール街』感想:【カネ儲け】映画を観た人が投資を始めたくなるワケ

「金儲けは悪いことですか?」- 村上世彰本作を観ながら、そんな平成の名言(迷言)が頭をよぎった。誰もが興味あるくせに、...
アクション

『デイライト』感想:【仮説】実はクリフハンガー2なのでは?

日本では『インデペンデンス・デイ』と同時期(1996年12月)に公開だったため、すっかりその存在が巨大宇宙船の陰に隠れ...
ドラマ

『素顔のままで』感想:【脱いだ!】デミ様のおっぱい接待

90年代前半に全盛期を謳歌していたデミ・ムーアがストリッパーの役を演じ、ヌードを披露したことで知られる映画。同時に批評...
サスペンス

『アンダー・ザ・シルバーレイク』 感想:【ダメ男】暇人の妄想、砂上の楼閣

無職、無収入、家賃は滞納中、でもセフレはいる、という男が主人公。結局のところ、本作はそんな暇人の妄想に付き合わされるよ...
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