名作

ドラマ

『地獄の黙示録』考察【大傑作!】オトンと僕と、時々、地獄の黙示録

2020年、『地獄の黙示録 ファイナルカット』がIMAXにて上映されました。数年前に東京は高田馬場の名画座でオリジナル版のリバイバル上映を観ましたが、DVDでは味わい得ない映像の美しさに酔いしれる至福の時間を過ごしたものです。IMAXはもっとすごいんだろうなぁ…と。僕は2018年からカンボジア在住なのですが、無意識レベルでこの大傑作映画の影響もあるのだと思います。
アクション

『1917 命をかけた伝令』過程か、結果か。クリストファー・ノーラン化するサム・メンデス

結論から言うと、つまらなかったです。ワンカット風の映像のカタルシスがあったのは前半までです。結局のところ、物語よりも技術に偏重しているのが難点だと思うのでその辺について書いていきます。
ドラマ

『ダンガル きっと、つよくなる〈オリジナル版〉』熱盛り!高濃度・高機能なスポ根

テレビやパソコンで映画を観るときは、どんなに面白い映画であっても途中スマホをいじったりしてしまうのは僕の悪い癖。ところが、本作はスマホを覗くヒマなし!一瞬たりとも退屈しませんでした。僕が観たのは日本公開版よりも20分ほど長いオリジナル版で、上映時間は160分。長尺にも関わらず、画面から全く目が離せないのですよ、これが。
ドラマ

『ジョーカー』不幸の詰め合わせ!ジョーカー変身セット

ジョーカーになりたい人、手を挙げて〜。 そうか、世を憎む人間はこんなにも多いのか。 そんなジョーカー予備軍に朗報だぜ。 今日、ご紹介するのは、ごく普通の心優しい人間でも極悪非道な悪人になれる「ジョーカー変身セット」だ!
サスペンス

『パラサイト 半地下の家族』ド底辺サバイバル!富裕層は貧困層の心を知らず

僕が紹介するまでもなく、『殺人の追憶』『母なる証明』で知られる鬼才ポン・ジュノ監督の最新作であり、<strong>韓国映画として初めてカンヌ映画祭でパルム・ドールを、アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した作品ジュノ監督は「本作の中盤以降の展開は絶対にネタバレしないように」と発言されているので、以下はネタバレなしの感想ですー。(監督の言葉通り、たしかに中盤ではエエーッ!と驚く展開がありましたしね。)
ホラー

『ローズマリーの赤ちゃん』(1968) 【永遠の謎】赤ちゃんはどんな顔をしている?

今回は本作の感想・考察ではなく、「謎」についての話です。この謎は長年に渡って僕の脳にこびり付いていまして、時々ふっと思い出しては「ありゃあ何だったんだろうな」と反芻するも答えが出ない話なんです。それはズバリ「ローズマリーの赤ちゃんはどんな顔?」です。
アクション

『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』悪趣味!ファミリー向けSM映画

嫁(カンボジア人)が「何か面白い映画が観たい」と言うので、気軽に楽しめそうなこちらをチョイス。 僕は20年ぶりくらいに観ますけど、シリーズの中では本作がいちばん好きです。 その理由は、話が単純明快、アクションに次ぐアクションの連打、そしていちばん悪趣味だからですね。
ホラー

『ゲット・アウト』 感想・考察:【ヒロインが可愛い】人種差別の例え話ホラー

本作が高く評価されるのは何となく理解できますが、テーマが一義的なのが少し気になります。つまり、「人種差別を面白おかしく...
アクション

『ラスト サムライ』感想・考察:【美化】武士道はウツクシ~デスネ!でも死んじまったらオシマイデスヨー

ざっくり言うと、ケヴィン・コスナーの名作『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のサムライ版が本作ですね。 アメリカ先住民族...
ドラマ

『ウォール街』感想:【カネ儲け】映画を観た人が投資を始めたくなるワケ

「金儲けは悪いことですか?」- 村上世彰本作を観ながら、そんな平成の名言(迷言)が頭をよぎった。誰もが興味あるくせに、...
ドラマ

『ゴースト/ニューヨークの幻』 感想:【下ネタ】優等生なのに確チン犯

良いお知らせを。今回の記事は下ネタです!嫁と一緒に安心して観られそうな映画シリーズとして鑑賞。さすが名作とあって、なか...
ドラマ

『子熊物語』 感想:【熊!】ナメてはいかん。自然と人間の共生を描く傑作だ

これは驚くべき映画です。熊がまるで人間のように演技をしてます! 邦題からしてお子様向けかと思いきや、ぬるさの無い...
SF

『アルマゲドン』(1998) 感想:エアロスミスの主題歌がメインで映画は添え物?

公開から20年。初めて鑑賞しましたー。 公開当時は僕は高校生で、本作は爆発的な大ヒットでしたよ。ゲオでもコンビニ...
ドラマ

『フラッシュダンス』感想:スタイリッシュな映像と生活感エロス

1. 元気になれる音楽! 2.スタイリッシュな映像! 3.みずみずしい青春群像劇! 4.可愛いジェニ...
サスペンス

『危険な情事』 感想:グレン・クローズよりも怖いものは

デコッパチで、しゃくれた顎、眉の薄い【般若】のような顔立ちのグレン・クローズがサイコなストーカーとして襲ってくるってだ...
ホラー

『カメラを止めるな!』感想:カンボジア人も大爆笑!!

カンボジアにて開催されたJapanese Film Festival 2018にて鑑賞。何というか、映画そのものよりも...
ホラー

『ハロウィン』(1978) 感想:今となっては古典の授業のような映画

僕は古典の授業が苦手だったんですよね。当時は素晴らしい作品だったのでしょうが、いかんせん時が経ちすぎるとその作品の良さ...
ドラマ

『愛人 ラマン』感想:文学性と下世話の綱渡り。男のマリッジブルーですかいな?

エロいことで有名な映画ですが、直接的なエロ描写のほかにも何気ない会話や仕草が何とも官能的です。そこはやはり演出の妙です...
ドラマ

『スリー・ビルボード』感想・考察:作り手もある意味、差別的なのでは?

僕はこの映画が嫌いです。評価される理由は何となく理解できますが、主に2つの理由から本作に好意的にななれなくなりました。...
SF

『シェイプ・オブ・ウォーター』感想・雑感:モンスターとの性愛、市民権を獲得!

大傑作『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督の新作が「人間の女性と半魚人がセックスする映画」と聞いただけで期...
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