12月だけど最高気温31度。カンボジアに住んでいると、もまるで年末感が無いんですね(カンボジアの正月は4月)。寒いのが死ぬほど嫌いな僕にとって一年中暑いカンボジアは究極の理想郷です。
さて、ブレードランナーの舞台設定であった2019年も残すところわずか。今年の締めくくりとして、2019年に観た新作映画の個人的なベスト&ワーストをここに発表〜。今回も偏ったラインナップです、ハイ。
2019年ベスト10
第10位『ジョーカー』
「理屈」で語られるジョーカー誕生というのがあまり好きではないのですが、評価はするということで。
第9位『ダンボ』
バートンによるディズニー批判が炸裂!疑似ディズニーランドが焼け落ちるのを観てフハハハハ!と笑ったのは僕だけ?
第8位『ジョン・ウィック:パラベラム』
若干飽きてきたとは言え、シュールな大殺戮は安定の楽しさ。でも、本作で終わらせといたほうが良かったんでない?
第7位『斬、』
塚本晋也監督、初の時代劇。普遍的な反戦映画。蒼井優ちゃん結婚おめでとう。僕の友人が山ちゃんに脅迫状を送るそうです。
第6位『ちいさな独裁者』
「権力ってチョー気持ちいい!…よな?」と問いかける一本。後半の退廃的な描写もなかなかのものでした。
第5位『デーモン・インサイド』
2019年、最大の掘り出し物。しっとり清楚系サイコホラーの良作です。ポスターの割にはグロ描写は控え目ですし、その切なさから、女性に観て欲しい映画。
第4位『ランボー ラスト・ブラッド』
老ランボーが必殺仕事人に!スタローンの年齢を考慮して規模とアクションを敢えて縮小して転換を図ったのが吉と出ました。日本公開はまだか。
第3位『クロール ー凶暴領域ー』
この映画を観たいと言ってくれた嫁に感謝です。エロもギャグも無し!動物パニックホラーの直球勝負。いや、豪速球勝負!
第2位『恐怖の報酬 オリジナル完全版』
死臭漂う魔境でもがき苦しむ男たち。南米の粘っこい空気感が超好みの映画でした。70年代の映画は良い意味で汚いから好きです。
第1位『ミッドサマー』
失恋宗教ホラーの金字塔!不幸な人が幸せになるってこういうことだよね、っていう映画ですね。幸せな血祭り映画。
以上、2019年のベストテンでした。
以上、ベスト10のラインナップを見直してみると、
恐怖、凶暴、ブラッド、デーモン、独裁者、斬、など
並ぶ字面のまぁ物騒なこと。
2019年ワースト1
昨年に続き1本だけに絞ることが難しく、こちらの二本ということで。
第1位タイ『サスペリア』
仮にサスペリアでなかったとしても許しがたい上から目線。難解にするにしても、面白くせんかい。トム・ヨークの音楽も嫌い。
第1位タイ『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
前作の時点で新シリーズに対してすっかり気持ちが離れてしまっていた為、期待値マイナスからの鑑賞。それでもなお、怒りを通り越して呆れ、また怒りが巡ってくるという。
以上、2019年ベスト&ワーストでした。
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